こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
僕は「人に興味がない」人が好きで、僕自身もそういう人間でありたいと思っています。
今日は僕の思う、「人に興味がない」ということについて。
「人に興味を持たないといけない」という正しさ
「君はもっと人に興味を持たないと、大成しないよ」
これは以前に、僕が人から言われた言葉です。
これを言われたことを恨んでいるわけではもちろんないし、それどころか誰に言われた言葉だったかも忘れてしまったのだけど、この言葉はとても印象的でよく覚えています。
「人に興味を持たないといけない」という正しさが、当時の僕には全然ピンとこなかった。
そしてそれは今も同じです。
その人がどんな意図を持ってその言葉を僕に向けたのかはわからないし、彼の発した「人に興味を持つ」という言葉にどんな意味合いがあったのかも理解しきれていません。
でも僕は先に述べたように、「人に興味がない」人のことが好きだし、自分自身もそういう人間でありたいと思っています。
「人に興味がない」ということは、ある種コミュニケーションの技術だとすら思っています。
肩書きや社会的地位に興味がない
僕は、その人の肩書きや社会的地位にあまり興味が持てません。
肩書きがどうであろうと、社会的地位がどうであろうと、僕とその人とのコミュニケーションには直接関係がないと思っているからです。
仮に肩書きや社会的地位が素晴らしいものであるならば、言葉の選び方や表情のつくり方の節々から、その人の人間的な魅力が垣間見れます。
周辺情報によってその人を色眼鏡で見たくないし、色眼鏡をかけさせられたくない。
SNSで事前にその人の情報を知ることができてしまう昨今だからこそ、直接会うときは意識的に、興味を持たないようにしています。
また自己紹介の時間も、あまり好きではありません。
自分の魅力を自分でプレゼンテーションする時間をとるよりも、1分でも長く直接話がしたい。
自己PRの時間を長くとるほど、コミュニケーションにノイズが生まれるような気がしています。
過去も未来も興味がない
もっと言うと、その人の過去にもあまり興味がありません。
その人がどんなに輝かしい過去を持っていても、逆にどんなに暗い過去を持っていても、今のその人には直接関係がないと思っているからです。
過去が今のその人をつくっているのであれば、今のその人だけみれば十分です。
今に影響を与えていない過去は、自分の過去でないものと同じだとすら思っています。
過去の話は興味ない。過去の蓄積が今をつくっているならば、今の話を聞ければ十分。裏付けなんてなくても、今のあんたが魅力的なことくらいわかるよ。
— アユムハンマド|居候男子 (@ayumukizu) 2018年5月18日
同じように、未来の話にもあまり興味が持てません。
どんな大志を抱えているかよりも、その大志を抱えて今どんな生き方をしているかの方がよっぽど重要だからです。
周辺情報は、好きになってから知りたい
とはいえ、肩書きや社会的地位の話は面白い。
また人に言いにくい過去や、こっそり思い描く未来の話をしてくれるととても嬉しい。
でも僕は、順番を誤りたくはないんです。
周辺情報を知ったからその人のことが好きなんじゃなくて、その人のことが好きだから、周辺情報を知りたいと思うんです。
終わりに
以上です。
この「人に興味がない」話は、ずっと書きたかったシリーズの一つなので、書けて結構すっきりしています。
▼前に書いたずっと書きたかった話

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