こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
現在僕は、月一引越しの「移動生活」を実践しています。
つい先日までは大阪に、その前は兵庫、その前は北海道、その前は石川に滞在していました。
今月の半ばからは、青森県十和田市に滞在します。
10月からの青森県十和田市行きが正式に決定したでござる。 pic.twitter.com/pmVbPTPvn6
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2018年9月8日
参照:居候男子ムハンマドのプロフィールと当ブログ『居候男子』について
「移動生活をしています」
と言っても人にはなかなか伝わらないので、最近は
「旅人です」
と言ってしまっている。
でもそれもなんだか悔しいので、今日は僕が実践している「移動生活」について、定義らしきものを書いてみようと思います。
遊牧民のように暮らす移動生活とは?

移動生活とはその言葉通り、拠点を移しながら暮らすこと。
いわゆる”広く知られた言葉”というわけではなくて、今の時点では、造語の域を出ていない。
この暮らしについて人に話すと、
「遊牧民のような暮らしだね」
と言われることがあるんだけど、その例えはあながち間違っていません。
wikipediaに記載されている遊牧民の定義を、以下に一部引用します。
遊牧民は、一箇所に定住することなく、居住する場所を一年間を通じて何度か移動しながら主に牧畜を行って生活する。
多くの場合、1家族ないし数家族からなる小規模な拡大家族単位で家畜の群れを率い、家畜が牧草地の草を食べ尽くさないように、その回復を待ちながら、定期的に別の場所へと移動を行う。
引用元:wikipedia「遊牧民」
移動生活は、観光を目的とした短期間の滞在とは全く別物です。
最低でも2週間は一箇所に滞在し、あくまでもそこに“暮らすこと”を目的としている。
移動生活と旅暮らし、多拠点生活との違い
移動生活とよく似た暮らし方に、「旅暮らし」や「多拠点生活」があります。
しかしこれらの暮らしと移動生活とは、明確に性質の違うものです。
移動生活と旅暮らしとの違い – 非日常か否か

「移動生活」と「旅暮らし」との違いは、その暮らしが非日常か否か。
そこでの暮らしが”非日常”であるなら「旅暮らし」、
そこでの暮らしが”日常”であるなら「移動生活」です。
移動生活者である僕は、観光地を積極的には巡りません。
僕にとってそこでの暮らしは”日常”の延長であり、観光地を巡ることや一期一会の出会いを目的としたものではないからです。
また、滞在日数も大きく関係しています。
拠点を移してから数日は、そこでの暮らしは僕にとって”非日常”です。
生活に慣れていないうちは、新情報がたくさんありすぎるから。
ある期間が経って初めて、そこでの暮らしが僕にとって”日常”になって、「移動生活」らしい暮らしになってくる。
移動生活と多拠点生活との違い – 自分の拠点か否か

「移動生活」と「多拠点生活」との違いは、その場所が自分の拠点か否か。
その場所が自分の”拠点である”なら「多拠点生活」、
その場所が自分の”拠点でない”なら「移動生活」です。
「多拠点生活」はその言葉通り、多数の拠点を持っている状態です。
一つの拠点を離れる際には、そこにまた戻ってくる前提で離れる。
電化製品や日用品といった生活に最低限必要なものは、各拠点に置いたままにするのが通常です。
一方「移動生活」では、一つの拠点に繰り返し足を運ぶ前提ではありません。
その場所が、自分の拠点ではないから。
一つの場所を離れる際には、自分のものは全て持って出ることになります。
終わりに
以上です。
今日は、「移動生活」の定義について書きました。
今回こうやって定義を書いてみたのは、「移動生活」を実践する人が、これからもう少し増えてくる可能性はあるなと思ったから。
場所を選ばない働き方が一般的になるのであれば、場所を固定する暮らし方に必然性はないはずです。
移動生活の実態についてさらに詳しく知りたい方は、書籍『モバイルボヘミアン』を読んでみてください。
こちらの書籍については概要と感想もまとめているので、是非合わせて読んでみてください。
参照: 書籍『モバイルボヘミアン』の概要と感想【移動生活の指南書】
また来てね!
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