こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
僕は今、大阪府大阪市のシェアハウス『hitotoki』に滞在しています。
シェアハウス着きました。インスタ映えしそうな食卓にテンション上がるSNSアンバサダーズ。#絆家シェアハウス #シェアハウス留学 #シェアハウス pic.twitter.com/JA0lEi1Wkz
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2018年9月19日
外部リンク: 「本と、旅と、珈琲と。」絆家シェアハウスhitotoki
今日のお昼に住人のおさやさん(@UNIONJACK_038 ) から
「やっぱり木津君はシェアハウス慣れしてるねえ」
と言ってもらい、シェアハウス慣れとはなにか、またシェアハウスに向いている人とはどういう人なのか、改めて考えてみました。
目次
シェアハウスに向いている人の特徴-許す力を持っている
居候男子として移動生活をしている僕は、シェアハウスで生活をしていたことが何度かあります。
今年の3月までは東京都世田谷区のシェアハウス『モテアマス三軒茶屋』に8ヶ月ほど住んでいたし、6月に訪れた石川でも、限界集落のシェアハウス『ぼりちゅに邸』で暮らしていました。
7月は北海道のゲストハウス『wagayado-晴-HaLe』に滞在していたんだけど、これも集団生活という意味では、シェアハウスでの暮らしにすごく似ていたなと思います。
もちろん、違う部分もたくさんあったけど。
参照:箱をシェアするシェアハウス、時間をシェアするゲストハウス
そんな僕が思うシェアハウスに向いている人の特徴は、「許す力」を持っているということです。
takeの精神とgiveの精神
じゃあ「許す力」とはなんなのか?
それについて書く前に、まずはtakeの精神とgiveの精神について書かせてください。
シェアハウスに向いていないtakeの精神
シェアハウスに一番向いていないのは、takeの精神が強い人。
シェアハウスに住んでいると、集団生活ならではの様々な恩恵を受けることができます。
他の住人が作りすぎた食事をおすそ分けしてもらったり、旅行から帰ってきた住人からお土産をもらえたり、溜まったゴミを他の住人が捨ててくれていたり。
一人暮らしではなかなか経験できない、集団生活ならではの人の優しさにたくさん触れることができます。
でも、そんな優しさを受け取る(=take)ばかりではダメで。
時には優しさを与える側(=give)になる意識を持たないと、いつしかコミュニティの中に亀裂が生まれてしまうんです。
シェアハウスに向いているgiveの精神
誰かに食事をおすそ分けしてもらったならば、代わりに何かを返してあげる。
それは必ずしも”食事のおすそ分け”という形で返す必要はなくて、自分ができることで返せば良いんです。
旅行に行った時にお土産を買ってくるでもいいし、率先してゴミを捨てにいくのでも良い。
シェアハウス暮らしに向いている人は、総じてこのgiveの精神をほぼ無意識レベルで持っているなと感じます。
giveの精神より重要な「許す力」
ここからが、冒頭に書いた「許す力」の話です。
シェアハウス暮らしに向いている人は、giveの精神を持っている。
でももっと重要なのは、人を「許す力」を持っていることだと思います。
giveを重要視するとどうなるか
giveの精神を重要視しすぎると、いつしか生活が窮屈になってしまいます。
「こないだお土産を買ってきてもらったから、今度は私も何か買ってこないと」
「先週ゴミを捨ててもらったから、今週は私がゴミ出しをしないと」
こんな風に考えてしまうと、とにかく気疲れする。
そしてもっと悪いのが、他人にgiveを強要してしまうことです。
「いつも私ばっかり掃除して、どうしてあの子は掃除をしてくれないの?」
「私は必ずお土産を買ってくるのに、どうしてあの子はいつも何も買ってこないの?」
これは、giveの精神が完全に裏目に出てしまっているパターンです。
giveの精神より重要な「許す力」
だからこそ、シェアハウス暮らしにおいて最も重要なことは、「許す力」なんです。
giveの精神の根底に、他人に期待しない「許す力」を据えておくこと。
他人を許して、自分を許せるようにしておくこと。
他人と暮らすシェアハウスでは、自分の持っている当たり前の感覚が、必ずしも当たり前でなかったことに気付かされる場面がたくさんあります。
「どうしてあの人はああなんだろう?」
と、疑問を持つ(あるいは不満に感じる)ことは幾度となくあるけども、それを一つ一つ指摘していてはキリがありません。
他の誰かから見ると、自分自身にも非常識な部分はたくさんあるんです。
だからこそ、非常識を「指摘し合う」よりも、非常識を「許し合う」方が、お互いに心地よく暮らせるのだと僕は思います。
シェアハウスに向いている人の特徴は、「許す力」を持っていることです。
「シェアハウスには住めない」と思っている人こそ、シェアハウスに住んでみた方が良い。
そこで身につく力はいわゆる「コミュ力」とは全く別のもので、むしろ「人に対して鈍感になる力」。この力を養うと、シェアハウス以外の場面でも圧倒的に生きやすくなる。
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2018年5月19日
終わりに
以上です。
学生時代は「シェアハウスだけは無理!」と思っていた僕ですが、今はむしろ進んでシェアハウスに住みたいと思います。
人と一緒に暮らすことは学びが多いし、何より楽しい。あとお財布にも優しい。
シェアハウスでの生活が気になっている方は、ぜひ一度試してみてください。
参照:シェアハウスの魅力を5つ紹介【一人暮らしと比較したデメリットも】
またきてね!
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