地方創生

町のコミュニティ体系はその町の人口規模に紐づく

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

少し前に、こんなツイートをしました。

今日は、この話を少し。

町としてのコミュニティが存在していた青森県十和田市

 

青森県十和田市でとても印象的だったのは、”町”という一つのコミュニティが明確にあったこと。

商店街のコミュニティ、移住者のコミュニティ、美術館のコミュニティと、いくつかのコミュニティが存在していたけど、コミュニティ間の交流が比較的多かったように思います。

交流とまではいかなくても、コミュニティ同士でお互いの存在を認識していたことは確かです。

 

そこに自治体を加え、十和田市という”町”としてのコミュニティが一つ存在していた。

複数のコミュニティが別々に存在していた岡山県岡山市

 

そんな背景もあって、先日岡山に滞在した際には、岡山という”町”の輪郭を掴もうとしていました。

町の輪郭というか、町のコミュニティというか、町の色というか。

 

岡山滞在から10日が経った頃に書いたのが、こちらの記事です。

参照:誰を介してその町を見るか

この記事の時点では、岡山は「ビジネス」あるいは「可愛いもの」を輪郭とする町なんだと思っていました。

あるいは町の輪郭は、「誰を介して見るか」によって変わってくるものなんだと思っていた。

二つの視点から岡山を見たからこそ、「誰を介してその町を見ているか」の重要性に気づけたのだと思う。

逆に今まで滞在していた町についても、「誰を介してその町を見ていたか」を改めて考える必要があるなと思いました。

 

ただある時期明確に感じたのが、岡山には町としての一つのコミュニティはないのだということ。

いくつものコミュニティが別々に存在していて、同じ町に存在していることを理由にお互いを認識しあうことはまずない。

町のコミュニティ体系はその町の人口規模に紐づく

 

ただこれは、ある意味当たり前の話で。

十和田市の特徴、あるいは岡山市の特徴という話ではなく、人口規模とコミュニティ体系の関係性の話なんだと思います。

 

十和田市の人口はおよそ6万人、岡山市の人口はおよそ72万人。

ある人口規模までは、その町に存在する各コミュニティ間で連携を取ることができて、町という一つのコミュニティが浮かび上がる。

逆にある人口規模を超えると、各コミュニティは別々に存在し、町としてのコミュニティは見えづらくなる。

これは今の時点での仮説だけど、人口15万人から20万人くらいを境目に、町のコミュニティ体系が変わってくるのではないかと踏んでいます。

 

後者の場合は町という共通点によって連携する代わりに、インターネットを通して価値観によるコミュニティ間の交流が行われる。

それは僕のイメージするインターネットともおよそ同じで、東京という町についても同じ軸で語ることができるなと思いました。

終わりに

 

以上です。

 

これからwaseisalonの忘年会にいってきます。

今年の全てを置いてくる。

 

また来てね!

 

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「これからもよろしくね」の意味合いで

移動生活の行く末について。移動生活は多拠点生活へ。

 

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