こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
昨日から、岩手県陸前高田市で漁業のお手伝いをしています。
25キロの塩の移動。#ダニムハ岩手 pic.twitter.com/dsZFSYgGwJ
— Hisako Miura / 漁業女子 (@neripiko) 2019年4月11日
漁業の仕事はなかなかにハードで、一日仕事をするとまあヘトヘトになります。
明日は4時起きということもあり、もう今すぐにでも寝たい気持ち。
ただ、不思議なほど頭は冴えています。
諸々作業は捗るし(個人の仕事)、何より心が健康な感じがする。
ポジティブな気持ちが湧き上がっている。
津波被害と心的サポート
昨日、漁師の方から聞いた話です。
ここ陸前高田市では、8年前の津波被害で、町のおよそ1割にも及ぶ方が亡くなったそうです。
当然、同級生や親族を亡くした方もたくさんいる。
物的な被害もさることながら、心的な被害がたいへん大きく、市民には心のケアが必要とされました。
そんな背景から、当時の陸前高田市には、心的サポートをするための業者が多く出入りしたのだそうです。
そしてその漁師の方のもとにも、心的サポートとして面談の機会があったそう。
肉体労働と心の健康
結論からいうと、その漁師の方には、心的に大きな問題を抱えていないという診断が出されました。
そしてその方に限らず、海の仕事に携わる方、あるいは建設現場に関わる方など、いわゆる”肉体労働”をしている方々は、心に大きなダメージを負った人が極めて少なかったのだそうです。
逆にオフィスワーカーのような、頭だけを主に使う業種の人は、心を病んでしまう割合が高かったらしい。
ただなんとなく、その理由はわかるような気がします。
体を動かす仕事をしていると、目の前のこと以外のことを考えている余裕がない。
わかめの刈り取り。
めっちゃがんばってくれてすごい。#ダニムハ岩手 pic.twitter.com/dpH78BeEpC— Hisako Miura / 漁業女子 (@neripiko) 2019年4月10日
また体が疲れているため、夜はぐっすりと眠れます。
そういえば僕も、ここに来る前は色々と細かい悩み事を抱えていたような気がします。
でも今は、その時何に悩んでいたのかすら忘れてしまって、幸福な疲労感に包まれている。
終わりに
以上です。
体を動かすと心がスッキリするというよく耳にする話を、体感として感じています。
また来てね!
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