こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
さっき、こんなツイートをしました。
理解できないことから学ぶのを諦めたら老害。
自分より若い人はやはり考えが柔軟だなと思っていて、一見しただけでは理解しきれない言動も少なくない。そこで「この人はわかってない」と切り捨てるのは簡単だけど、その違和感から学ぼうとする姿勢を失ったらもう老いていくだけ。心に留めておきたい。— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2019年1月8日
最近つくづく思うのは、自分より若い人たちの感性の鋭さ。
そして、扱う言葉のフレッシュさ。
そんな新しい波を前にした時に、僕らはどう振る舞うべきなのかを改めて考えました。
自分より若い世代の扱う言葉
ここ最近僕は、自分よりも若い人をツイッターで意識的にフォローするようにしています。
タイムラインに流れてきたツイートからプロフィールに飛んだ際には、「扱う言葉が好きだから」「価値観が近い気がするから」という理由よりも、「自分よりも若いから」という理由でフォローボタンを押す機会が増えた。
そんなわけでこの年末年始は、自分より少し若い世代の人たちのツイートが、タイムラインに溢れました。
紅白大トリでの「サザン、ユーミン、さぶちゃん」に象徴されるように、終わったのは「平成ではなく昭和」かもしれない..。
時代の象徴であるSuchmosもあいみょんも最期の大団円の中だと存在感なかった。
逆に、次の時代を創っていくのは「平成生まれ」な僕たちだ。 pic.twitter.com/qiwyFQVjfR
— ゆとり社長🍵 (@katap_yutori) 2019年1月1日
平成の時代は昭和の先輩達が作った。
同時に彼らは平成生まれを蔑ろにもした。これからの時代は私たち平成生まれが創る。
ただ、昭和とも、次の元号とも、
協力しあい尊重しあい創っていく。
同じ気持ちにはさせない。そして新しい元号に生きる次世代の
日本をもっといい国にするんだ。— 陳暁夏代 (@chinshonatsuyo) 2019年1月1日
フォロワーフォロワーうっさい20-30代のおっさんじゃなくて、ポストゆとりがオリジナリティ溢れるコンテンツ作れる空気感作ってかなきゃダメだと思う。人に価値を提供することを忘れた人より、手を動かしてちゃんとモノを作る人が評価される仕組みにせんと。
— Dai (@never_be_a_pm) 2019年1月4日
若い世代の言葉を見て感じたこと
これらのツイートを見て僕が一番はじめに思ったのは、「(改めて)自分はもう若手ではないんだな」ということ。
次に思ったのは、「世の中を”あっち側”と”こっち側”に分けてもロクなことないんだけどな」ということ。
そして最後に思ったのが、「自分より若い人に何か言いたくなるのは、自分が悪い老い方をする前兆だな」ということです。
念のため書いておくと、ここではあえて過激めなツイートを引用しています。
とても学ばされることの多い人たちなので、詳細はぜひ各アカウントをチェックしてみてください。
違和感から何を学ぶか
これは自分より若い人を前にした時に限らずだけど、重要なのは、自分が違和感を感じた時そこから何を学び取るかであると思います。
自分のわからないことを自分のわかることの中だけで語ろうとすると、新たな学びはなにもない。
自分のものさしを更新し続ける意思を持たないと、人は緩やかに時代遅れになってしまうのだと思います。
時代が後ろに流れていく以上、新しい時代を作るのは自分より若い世代の人たちであるからです。
とはいえ、老いること自体は決して悪いことだと思いません。
良い老い方と、悪い老い方とがあるだけ。
自分のものさしを更新しながら、年齢を重ねていくとともに自分の立ち位置を変えていくことで、美しい老い方をしていけるのだと思う。
参照:どんな大人になりたいか
いかに老いていくかを考える
「老いる」という表現が語弊を招くなら、「年を重ねる」と言い換えても問題はありません。
ただ僕があえてここで「老いる」という表現を使いたいのは、僕らは常に老いていくということに対して自覚的でありたいから。
柔軟さはどうしても失うし、長いスパンでいえば生物としても弱くなっていく。
「老いる」をネガティブな言葉として遠ざけようとすることで、本質からは離れていくような気がしています。
いかに成長していくかを考えると同時に、いかに老いていくかという視点も並行して持ち続けていきたい。
老い方を考えることは、守りに入ることでは決してありません。
終わりに
以上です。
『hyphen,』の雑誌制作がいよいよ佳境なので、今日はこれから土田(@Ryotsuchida)とめいめい(@meimay_yoshioka)の住むシェアハウスに行ってきます。
俺、このプロジェクトが終わったら、いい加減どうやってお金稼ぐか考えるんや…!
また来てね!
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