こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
少し前に、こんなツイートをしました。
誰かが潰れた時のセーフティネットの役割を担う人は基本的に潰れちゃいけないわけなんだけど、潰れちゃいけない役割を担うからこそギリギリまで粘ってポキっといってしまう可能性が高まるよな。
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2019年4月17日
今日は、この話を少し。
潰れていい人と潰れてはいけない人
冒頭のツイートで、「〜の役割を担う人は基本的に潰れちゃいけない」という書き方をしたけど、もちろん潰れていい人なんていません。
みんながみんな、健康的に生きられるのが一番良いに決まっている。
ただこと組織に関していえば、潰れる可能性がある前提で役割を担っている人と、潰れない前提で役割を担っている人とがいます。
わかりやすいところでいうと、部下と上司(管理職)との関係性。
組織の利益を追いながらも、部下が潰れないように管理するのが上司の役割の一つであって、上司は自分が潰れないだけの自己管理能力を持っているというのが大前提にある。
同時に上司は、部下が潰れてしまった場合のセーフティネットの役割も担っています。
人が潰れる時はどんな時か
ところで、人が潰れるのはどんな時でしょう?
それは、「自分は潰れてはいけない」と思っている時です。
あるいは「自分は頑張らないといけない」と思っている時。
頑張らないといけないと思っているから、自分のキャパを超えるところまで頑張る。
潰れてはいけないと思っているから、キャパを超えていても頑張り続ける。
結果、ある時突然潰れます。
潰れる時は一瞬だ。
まだいける、まだいけると進むうちに、自分がどれくらいギリギリなのかわからなくなる。徐々に低迷していくならまだいい。本当に怖いのは、いきなり潰れてしまうことだ。そしてそれは、誰にでも起こりうる。— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2019年1月30日
新入社員が病みやすいのは、採用されたばかりで人一倍「頑張らないといけない」と思っているからです。
「頑張らないといけない」という気持ちがありながら、キャパがまだ伴っていないから、潰れやすい。
潰れる直前は自分の状態が正しく判断できなくなるからこそ、客観的に状態を見るために、上司(管理職)が必要になります。
潰れてはいけない人の方が潰れやすい
ただそう考えてみると、新入社員の次に潰れやすいのは、管理職なのかもしれないなと思います。
「潰れてはいけない」という気持ちが単なる思い込みではなく、仕組みの中でそういう役割として定められているから。
真面目な人ほど、キャパを超えても頑張り続けてしまう可能性がとても高いだろうなと思う。
終わりに
以上です。
「じゃあどうすればいいのか」という話を書こうかと思ったんだけど、コレという解が出なかったので、今日はここまでとします。
「潰れてはいけない人の方が潰れやすい」という矛盾にどう対処すればいいのかということについて、コレという解があれば教えてください。
また来てね!
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