こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
能登での1ヶ月間を終え、鯖江にやってきました。
今日からまた、新しい生活が始まります。
鯖江きた!森さんいた!#居候男子鯖江
あと、なぜかまるをさんいた!笑 #居候男子金谷 pic.twitter.com/Hqm5QgyYhJ
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) October 13, 2019
新しい生活が始まる前に、昨日までの1ヶ月間、石川・能登での暮らしを少し振り返っておこうと思います。
(1ヶ月分の内容を1つの記事にまとめるので、ちょいと長くなります。)
居候男子能登編で考えたこと

2度目の石川・能登での滞在は、「田舎フリーランス養成講座」のメンター講師として参加しました。
外部リンク:田舎フリーランス養成講座
ブログでは書いていなかったけど、居候男子能登編のテーマは、「人に教える暮らし」だった。
ちなみに9月の半ば頃からは、石川能登半島にある穴水町ってとこで1ヶ月暮らします。
「人に教える」をやってくる。 pic.twitter.com/KDxVJuS3jx
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) August 21, 2019
参考: 居候男子千葉県金谷編のテーマと、#10人呼ぶまで帰れま10
そんな1ヶ月間の中で考えたことを、いくつか書き留めておきます。
プロであることの責任
僕は、人に何かを教えるのが苦手です。
といっても、過去には家庭教師のバイトをしたこともあったし、前職では人前でプレゼンをする機会も多かったので、「人に何かを教える・伝える」という行為自体に苦手意識がある訳ではありません。
単に、自分が何かを「わかっている」前提で人と話すのが、とても苦手。
それをやってしまった時点で、自分の思考がフィックスされて、成長が止まるような気がするから。
ただ今回、いなフリ講師という立場をやらせてもらって、自分にも「わかっている」と言っていいことが結構たくさんあるんだなと思いました。
自分がこれまで培ってきた知識や経験が、目の前の人のためになるという経験を繰り返す中で、シンプルに自信が持てた。
そして、「わかっている」と言い切る努力をすることは、ある種プロとしての責任なんだなとも思いました。
「正しさ」よりも「気持ちよさ」
今回もっとも印象的だったのは、ぼりさん(@borilog)とする仕事のやりやすさです。
ぼりさんとはかれこれ3年弱の付き合いになるんだけど、一緒に仕事をするのは今回が初めてだった。
参考:僕とぼりさん
これはあくまで推測だけど、ぼりさんは僕に何かを伝える時に、「何を伝えるのが仕事として正しいか」ではなく、「何を伝えたら木津がより気持ちよく仕事ができるか」を基準に言葉を選んでいたように思います。
そして実際そんなぼりさんと働く中で、気持ちよく仕事をすることが結果的に良い仕事に繋がるということを、体験レベルで理解することができた。
これは「チームで働く」を考える上でも、常に忘れてはいけない話だと思いました。
思っていないことを言わないこと
いなフリ期間中僕が常に意識していたのは、「思っていないことを言わないこと」。
というのも、今回はメンター講師という立場だったので、受講生とのコミュニケーションを増やすことや、受講生のモチベーションを下げないために意識的に褒めるということが、暗黙の了解で自分の業務内容に含まれていたように思います。
ただ、だからこそ。
ここのバランス感覚は、意識高く追い求めないといけないなと。
仕事だからといって、思っていないことを思っているようにいうと、自分の言葉が軽くなる。
そして言葉が軽くなると、自分がどんどん薄っぺらくなる。
「思っていないことを言わないこと」に関しては、いなフリ期間中も徹底できたと自信を持って言えるので、受講生のみなさんに言ったことはもれなく全部信じてもらって大丈夫です。
「センスある」は「センスある」だし、「大丈夫」は「大丈夫」だし、「楽しかった」は「楽しかった」。
あと、自分と同じくらい自分のことを考えているやつは本当にいます。
そして生活は続く
全ての講座カリキュラムが終わって、みんなで海に写真を撮りに行った時。
「なんだか寂しいね」
「あっという間だったね」
そんな言葉が飛び交う中で、僕はあまり、寂しい気持ちにはなりませんでした。
いつもそうなんだけど、1つの拠点を離れる直前は、それまでの暮らしのことよりも、次の暮らしに対しての期待や不安で頭がいっぱいになる。
だからなんだという話ではないんだけど、こういう「非日常に対しての捉え方のギャップ」みたいなものは最近よく感じていて、この話はもう少し寝かせたら面白くなるんじゃないかなと思っています。
当たり前だけど、1ヶ月住み込みで何かに取り組むのって普通の人からしたらまじで非日常なんだよな…。もちろん僕にとってもこれは非日常なんだけど、僕は1ヶ月の非日常生活を1年半繰り返しているから、非日常度合いが全然違うんだよな。非日常がもはや日常、みたいな。うまく言えんけど。
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) September 25, 2019
終わりに:鯖江編がはじまります
以上です。
そんな感じでした、能登編。とっても楽しかったです。
「納屋を綺麗してなんかやりたいね」みたいな話もあったので、引き続きなんらかの形で関わっていけたら嬉しい。
新施設「ぼりえいてぃびてぃ(仮)」の準備&確認のため、保健所にいってきました。#ぼりちゅに邸#リバ邸能登 pic.twitter.com/nDA0UlEYkO
— ぼりさん (@borilog) October 7, 2019
さて、ここからは鯖江編。
「ゆるい移住」でお邪魔している福井県鯖江市は、正直あまり下調べができておらずどんな町かがわかっていないんだけど、どうやら「ものづくり」「職人」がキーワードになる町らしい。
参考:RENEW(リニュー)
街中で仲良くなった若い人が早速塗装屋の後継ぎだったりして、なんだか楽しくなりそうだなと思っています。
鯖江1日目。1人で街中をフラついていたら、塗装屋の跡継ぎだという男性と立ち話になる。多分僕と同じくらいの年齢で、”今っぽい”雰囲気。「跡継ぎ=イケてない、という空気を払拭するために跡継ぎをしている」というアツい話を聞いて、「ものづくりの町 鯖江編」が始まったなと思った。#居候男子鯖江
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) October 13, 2019
また来てね!