日々のこと

繰り返しpolcaをやって考えた、ネット時代の距離感とお金の話。

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

月一引越しの移動生活を実践している僕は、少し前まで引越しのたびに、移動費を募るためpolcaの企画を立てていました。

ここ最近はあまりやっていないのだけど、一時期は本当に月に一回くらいのペースでやっていた。

 

今日は、繰り返しのpolcaを行うことで僕が今考えていることについて少し。

ネット時代の人と人との距離感と、お金についての話です。

繰り返しpolcaを立ち上げていた理由

 

繰り返しpolcaを立ち上げていた主な理由は、以下の3つです。

・お金がないから
・生活拠点の注目度を高めたいから
・自分の”飽きられ度”を測りたいから

この詳細については以下の記事にまとめているので、ぜひ読んでみてください。

参照:僕が引越しの際にpolcaを使う理由

 

以上が、主な理由。

だけど僕にはもう1つ、裏テーマとして、株式会社Wasei代表の鳥井さん(@hirofumi21)がブログで書かれていたことを検証したいという意図がありました。

外部リンク:「信用貯金」も運用できるのか?

話題の発端は、木津さんの「polcaはここぞという時にしか使わない。」という発言から。一見、これはとても正しい発言のように思えるのですが、それって本当なんでしょうか?

(中略)

もしかしたら、信用もお金と同じように、運用することができるかもしれないし、使えば使うほど増えるということもありえるのではないか?というのが今の僕の仮説です。

参照:「信用貯金も運用できる」という仮説の検証

信用貯金は増えたのか

 

-「信用もお金と同じように、運用することができるかもしれないし、使えば使うほど増えるということもありえるのではないか?」

この仮説については、相変わらずなんとも言えません。

そもそも信用が増えたか否かは、本当の意味では測る術がない、と思う。

 

polcaで集まる金額については、増えた時もあれば減った時もありました。

またクラウドファンディングはpolcaとはまた違うような気がしているので(そして僕一人で立ち上げたクラファンではないので)、やはりここも、ある時期に比べ「信用が増えた」と言い切るだけの根拠にはならないような気がする。

polcaをやることによる距離感の変化

 

ただ一方で、「距離感」については少し語ることができます。

繰り返しpolcaをやっている時期の方が、フォロワー(と、便宜上ここでは呼ぶけど、「リアルで会う機会は少ないけどネットでは常に繋がっている人たち」と言い換えてもらった方が良い)との心理的な距離が近かったように思う。

わかりやすいところでいうと、投稿への”いいね”やリプライが付きやすかった。

 

「いいねの数を気にするのはダサい」というのは発信者側の視点として1つあるけども、発信者と受信者の「距離感」を表す指標として、いいねがつくか否かは比較的信頼できるものであると思っています。

僕は突き詰めると友達をつくるためにtwitterをやっているので、距離感が近くなるのはとても良い方向の動きだったと思う。

参照:twitterの運用について考えていることあれこれ

仲間をつくるは目的にはなり得ない、が

 

先日まで挑戦していたクラウドファンディングのプロジェクトページで、こんなことを書きました。

でも僕らは、スマホ越しに見る「なんだかすごい人たち」を目指しているわけではないんです。

みなさんの暮らしの延長線上にちゃんと僕らの暮らしがあって、ちょっと休みが取れたら「hyphen,のいる町にでも行ってみるか」だなんて、そんな風に思ってもらえる存在でありたい。

みなさんと一緒にこのプロジェクトを成功させることで、僕らを身近に感じてくれる「仲間」をつくりたいんです。

参照:【ふたたび、暮らしを考える】雑誌「hyphen,」の創刊号を届けたい!

 

-「みなさんと一緒にこのプロジェクトを成功させることで、僕らを身近に感じてくれる仲間をつくりたい」

この文章を読んで、違和感を感じる人もいたのではないかと思います。

「仲間をつくる」はあくまでも結果であって、目的にはなり得ないから。

 

岡山にすむ友人の山田さん(@kun1aki)も、noteでそんなことを書いていました。

外部リンク:「ファンをつくる」ことを目的にしてはならない

「ファンをつくる」を目的にした途端、その「ファンをつくる」ために最適化された手段が生まれてしまう。

それは「媚び」につながるのかもしれないし、「卑しさ」につながるのかもしれない。

 

このnoteに出てくる”彼”は僕かもしれないし、僕でないかもしれないけど、いずれにしても僕はこれを書いてくれる山田さんが好きです。

(ちなみに山田さんはクラファンに支援もしてくれています。)

 

仲間やファンをつくるのはあくまでも結果であって、目的にはなり得ない。

ただ、お金を介することで心理的な距離感を詰められる可能性はおおいにあると思っていて、そこに期待している自分はいる。

終わりに

 

以上です。

 

polcaといえば、4/17から月額支援制のpolcaがスタートします。

今日書いたようなことを考えると、繰り返しpolcaで企画を立てることと、月額支援制のpolcaを立てることとでは、その意味合いは少し変わってくるのだろうなと思っています。

また来てね!

 

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