SNS

ネットとリアルの境目がなくなり、TLに”きちんとした人”が溢れる

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

今朝、NewsPicksコミュニティマネージャーの最所あさみさん(@qzqrnl )の、こちらの記事を読みました。

外部リンク:SNSは『拡声器』から『コミュニティへの入り口』になっていく

この内容がとても面白く、いろいろと考えさせられることがあったので、今日はこれについて少し書きます。

ネットとリアルの境目がなくなっていく

 

冒頭の記事から、以下に一部引用します。

では『フォロワーを増やす』以外に何を目的にして、どうSNSを運用していくべきなのか。

私が大切だと思っているのは、『丁寧に人間関係を構築する』ということです。

今や人間関係においてもSNSとリアルの境目はどんどんなくなっていき、SNSで知り合った人と唯一無二の親友になったり、仕事のきっかけはSNSの投稿だった、なんていうこともザラにある時代です。

(中略)

つまり今後SNSの運用で大切なのは告知チャネルとしてフォロワー数をがんばってがんばって増やすことではなく、リアルな人間関係の拡張として自分のアバターとしてのアカウントをどうインターネット上で育てるかという点なのではないか、と思うのです。

引用元:SNSは『拡声器』から『コミュニティへの入り口』になっていく

 

ここで面白いなと思ったのは、

「フォロワーを増やすことを目的としてSNSを運用する時代は終わった」

という部分ではなく、

「SNSとリアルの境目がどんどんなくなって行き、SNSはリアルな人間関係の拡張として捉えられるであろう」

という部分です。

参照:twitterの運用について考えていることあれこれ

 

インターネットで実名顔出しが当たり前になり、コミュニティブームなんかの流れからネットでつながった人と対面する機会が増えた昨今、ネットとリアルの境目はどんどんなくなってきているなと思います。

これはつまり、リアルとは全く異なるネット上だけのキャラクターが通用しなくなってきているということ。

増えていくであろう”きちんとした人”

 

ここまでは、ほぼ確信に近い話です。

最所さんが書くくらいだから、「ネットとリアルの境目がなくなっていく」という話はこれからますますメジャーな話になっていくと思います。

ここから先は、僕の仮説。

 

今後の展開は、二つあると思っています。

一つは、SNSがオフィシャルな場として機能していくこと。

誰に見られても恥ずかしくない”きちんとした”自分を、ネットの世界で徹底的につくり込む人が多くなる。

それは別にネット上だけでつくり込まれたキャラクターというわけではなく、初対面の人に対して当たり前に纏うマナーみたいなやつです。決して悪いことではない。

 

ただなんとなく思うのは、みんながみんなそれをやることで、タイムラインに当たり障りのない”きちんとした人”ばかりが増えてしまうだろうなということ。

「フォロワーを増やすこと」を目的化した人が増えたことでタイムラインが均質化したのと同じように、”きちんとした人”が増えても、それはそれで均質化する。

“きちんとしていない部分”の見せ方が上手い奴

 

だからこそ、もう一つ展開としてありえるなと思うのは、”きちんとしていない部分”を積極的にSNSで出していく人が増えるということ。

“きちんとしていない部分”をうまく見せることで、差別化を図る人が増える。

こちらのツイートで言っていることと同じ話です。

何をするにしても、大多数に埋もれないことが重要だと思っています。

展開は二つあるといったけど、個人的には後者の方が、先をいった振る舞いになるような気がしている。

 

タイムラインに”きちんとした人”が増えるなら、”きちんとしていない部分”の見せ方が上手い奴が勝つ、はず。

参照:影響力とは?メディアとしてのツイッターに求められる「非公式感」

終わりに

 

以上です。

 

“きちんとしていない部分”の見せ方の話は、動画コンテンツが増えてきている話とも関連するだろうなと思うんだけど、この話は長くなるのでまた別の機会に書きます。

参照:「体験の純度」と「発信の鮮度」、そして「編集の精度」

 

また来てね!

 

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