こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
昨日は東京の三軒茶屋で忘年会をしていたのですが、ふと気づいたらシェアハウス『モテアマス三軒茶屋』にいました。
誰が招き入れるでもなくリビングのソファに寝ていたところを発見されましたが、きっと潜在意識のなかでモテアマス成分が不足していたのでしょう… pic.twitter.com/YpLByiVpHM
— 長島 里奈 / キモノキルブ (@nagarina) 2018年12月23日
久しぶりにこの場所を訪れて改めて、「モテアマスは心地よいコミュニティの一つの答えを出しているな」と感じたので、今日はそれについて書きます。
モテアマス三軒茶屋とは

『モテアマス三軒茶屋』とは、東京・三軒茶屋に位置するシェアハウスで、僕が今年2018年の3月までお世話になっていた場所です。
外部リンク:モテアマス三軒茶屋FBページ
カメラマンであり友人の土田(@Ryotsuchida)と一緒に、一部屋をルームシェアして約8ヶ月間住みました。
昔の写真見返してたら出てきた。野球チーム作ろうと思ってユニフォームのサンプル取り寄せた時の写真。
プロ野球選手みたいになった土田と、野球ファンみたいになった僕です。 pic.twitter.com/lQjE1vO5b1
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2018年8月5日
もともとは企業の研修施設として使われていた建物で、個室は15部屋ほど。
トイレは5つくらいあったと思います。
はじめは主任(モテアマスのコミュニティマネージャー的な立場)のカズキタさん(@kazkey39)が一人で住んでいて、部屋を持て余しまくっていたから『モテアマス三軒茶屋』。
設立から2年がたち、今や住人は約20名。
数人でシェアされている部屋もあり、入居率は100を悠に超えています。
部屋を持て余すシェアハウスから、人を持て余すシェアハウスになった。
モテアマス三軒茶屋で起きていること
昨晩から今朝にかけて久しぶりにモテアマスを訪れて、改めてモテアマスは特異な場所だなと思いました。
昔住んでたシェアハウス『モテアマス三軒茶屋』に行ったんだけど、相変わらずヤバかった。
・住人は約20人、入居率125%超
・駐車場で寝泊まりする人もいる
・大家が住人の数を知らない
・朝のリビングに知らない人がいる
・家の前に生首があるあそこまでカオスを表現しきってる空間を他に知らない。
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2018年12月23日
僕が出てから半年以上経って、それなりに雰囲気は変わっていたんだけど、根底にある”イズム”は全く変わっていなかったです。
モテアマスの”ヤバさ”を言葉で説明するのは、正直とても難しいです。
圧倒的に統率が取れていないことが、一つのコンセプトであるから。
モテアマスの元住人 @Ryotsuchida 様から経文が刷られたチベットの祈祷旗タルチョをいただきました。
早速ラウンジに飾って祈祷しました。祈りは風に乗って運ばれていきました。 pic.twitter.com/kDEPau7pOA— 長島 里奈 / キモノキルブ (@nagarina) 2018年11月27日
「モテアマスはこちらですか?」
「責任者さん誰ですか?」
って言われる度、名乗り出るの本当に嫌なんだよな。郵便局や配達の人、だいたいにやにやしながらチャイム押してるしな pic.twitter.com/5HDTGpdgEA
— ヤマモトリョウ 借り暮らし研究室 平成産大家 (@ryo0y) 2018年11月28日
1日にして我が家がフルーツパラダイスと化した。こんなシェアハウス。#シェアハウス#モテアマス#シェアハウスの日常#モテアマスの日常 pic.twitter.com/StKtOywGr6
— 世界のマキタ🌻12/26(水)サンクチュアリ出版イベントやるよ!🌸 (@sekainomakita55) 2018年12月14日
ちなみに僕が住んでいた時には、主任がゴキブリのおもちゃをリビングにばらまいていました。
「本物のゴキブリが出てきてもびっくりしないように」とのこと。
ゴキブリの乗っているテーブルでご飯を食べている時は、「マジでカオスだな」と思いました。
カオスな環境が心に余白をつくる
そんなカオスなシェアハウスは、合う合わないはもちろんあれど、合う人にとっては非常に幸福度の高い空間です。
情報量が多いことで、細かいことがどうでもよくなる。
住人のながりな(@nagarina)がしていたこちらのツイートは、まさにだなと思いました。
これまで感じてた漠然とした不安感って、仕事はこれでいいのか、とかパートナーは見つかるかとか、結局「これから先ちゃんと生きられるのか」に帰結していて。
自分にとって最低限の幸せが具体的ではないから答えが出るはずのないことを考え続けてた。
でも何より一番ほしいのは関係性だったんだな
— 長島 里奈 / キモノキルブ (@nagarina) 2018年12月23日
僕が以前したこちらのツイートも、もしかしたらシェアハウス云々の話というより、モテアマスの話だったのかもしれません。
「シェアハウスには住めない」と思っている人こそ、シェアハウスに住んでみた方が良い。
そこで身につく力はいわゆる「コミュ力」とは全く別のもので、むしろ「人に対して鈍感になる力」。この力を養うと、シェアハウス以外の場面でも圧倒的に生きやすくなる。
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2018年5月19日
情報量が多すぎるからこそ、情報に対して鈍感になる。
カオスな環境だからこそ、自分の心に余白ができる。
「心地よいコミュニティ」の一つの答え

しばらく前に、こんなブログを書きました。
参照:コミュニティのその先の話
以下に一部引用します。
コミュニティを居場所たらしめるのは、意識の低さです。
熱湯と冷水の間にある”ぬるま湯”だから、安心できる居場所になる。
コミュニティの仕掛け人は、意識が高くていいんです。
でも居心地の良いコミュニティをつくるなら、コミュニティ自体には意識の高さを持ち込まない方がいいと思っています。
「意識の低さがコミュニティをつくる。」
これは、主任のカズキタさんが以前よく言っていた言葉です。
あれから半年以上経った今でも、これはやはり本質だなと思っていて。
モテアマスが心地よいコミュニティであるのは、圧倒的に洗練されていないからです。
NGが限りなくないからこそ、住人は自由に生活ができ、非住人も気軽に立ち寄れる。
要は、許容値が極端に大きいんです。
モテアマス三軒茶屋を久しぶりに訪れて、「心地よいコミュニティ」の一つの答えとして、「許容値が大きい」ということは確実にあるだろうなあと思いました。
終わりに
以上です。
昨日はたくさん飲みました。
今日はそれなりに体調が悪いのですが、昨日のアレは年に一度のお祭りみたいなものなので、後悔の気持ちは微塵もありません。
昨日は忘年会でした。
三茶の焼肉屋で撮った写真なんだけど、左の人はなんでおすまし顔してるの? pic.twitter.com/DgcvKj7wjD
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2018年12月22日
ご覧の通り焼肉でした。
また来てね!
外部リンク:モテアマス三軒茶屋FBページ
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