こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
年末に買った書籍『モバイルボヘミアン』を、先ほどようやく読み終えました。
無駄に丁寧な写真を撮ってしまったのだけど、念願の。
モバイルボヘミアンhttps://t.co/dh5WJdEnyk pic.twitter.com/3oZnAKqUda
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2018年12月31日
今日は、こちらの概要と感想を書いていきます。
目次
書籍『モバイルボヘミアン』とは
書籍『モバイルボヘミアン』とは、本田直之さん(@naohawaii)と四角大輔さん(@4dsk )の共著により、2017年の4月にライツ社から出版された書籍です。
経営やコンサルティングといった「ビジネス」の世界出身の本田さん、
音楽アーティストのプロデュースといった「クリエイティブ」の世界出身の四角さん、
そんな、それぞれに別のルーツを持ちながら、共に現在は世界を旅しながら働いているお二人が、「旅をしながら生きる」を実現するための方法を至極現実的な視点から記した書籍です。
『モバイルボヘミアン』とは
まずは、本著のタイトルにもなっている『モバイルボヘミアン』について。
モバイル[mobile]
動ける、動かしやすい
機動性のある、移動型の
ボヘミアン[bohemian]
古い慣習にとらわれてない人
自由奔放に生きている人
『モバイルボヘミアン』という造語について、本文中では以下のように書かれています。
モバイルボヘミアンとは、仕事のために生きるのではなく、自分の好きなことをライフスタイルの中心に据えながら、旅するように働き、暮らす、自由な生き方のこと。p3
これはまさに、今僕が実践している移動生活に通ずる考え方でもあります。
参照:移動生活とは?遊牧民のような暮らし。旅暮らし、多拠点居住との違い
こんな方にオススメ
著者のお二人が共にもともと会社勤めをされていたこともあり、この書籍は、「旅をしながら働くライフスタイルに憧れているけど、今の生活がそれとかけ離れすぎて諦めてしまっている会社員の方」に向けて書かれています。
僕たちがこの本で伝えたいのは、もしあなたが望むのであれば、テクノロジーの発展のおかげで、この生き方は誰にでも実現可能な生き方になった、ということなのだ。p036
と言っても、すでに「旅をしながら生きる」を実践している方や、その実現に向けて走り出している方にもとても参考になる内容です。
▼こんな方にオススメ
・「旅をしながら生きる」に向けてこれから具体的に動き出したい人
・「旅をしながら生きる」をすでに実践しており、その質をあげるためのノウハウを知りたい人
『モバイルボヘミアン』の概要

書籍『モバイルボヘミアン』は、以下のような構成で書かれています。
Introduction
Step1 これからの時代はなぜモバイルボヘミアンなのか?
Step2 モバイルボヘミアンの生き方を知る
Step3 会社員からモバイルボヘミアンになるには
Step4 モバイルボヘミアンに向いている人、向いていない人
Step5 モバイルボヘミアンとして生きるために整えておくべき3つのこと
Epilogue
Step1〜2では、テクノロジーの発展によって「旅をしながら生きる」は現実的な選択肢の一つとして今後ますます台頭してくること、そしてそんなモバイルボヘミアンという生き方の実態について書かれています。
Step3〜4では、主に現在会社勤めをしている方に向けて、会社員からモバイルボヘミアンになるには実際のところ何をすれば良いのか、また実際にモバイルボヘミアンを目指す前に、モバイルボヘミアンに向いている人とはどんな人であるかが書かれています。
Step5では、モバイルボヘミアンの実践編として、持ち物についての話、アプリやサービスといったテクノロジーの話、心身の管理の話が書かれています。
厳選センテンスと感想

ここからは、僕が本書を読み進めていく中で特に印象に残った部分と、その時考えたことについて書いていきます。
テクノロジーの変化についていくことの重要性
まず印象的だったのはこちら。
あなたが会社でスマートフォンを触っていて、隣の席にいた20歳のインターン学生から「そのやり方、もう古いですよ」と言われたとき、「え、そうなんだ。教えてくれてありがとう。どうやればいいの?」と素直に教えを請うことができるだろうか?p079
テクノロジーの変化によって、「旅をしながら生きる」がいよいよ現実的な選択肢となってきました。
それはもちろん喜ばしいことだけど、同時にテクノロジーの変化に応じて、自分自身も変化していくだけの柔軟性を持ち続けないといけない。
自分のスタイルが確立できてきた頃に、改めて思い出したい内容だなと思いました。
参照:若い人ほど優秀といわれるこの時代に、僕らはいかに老いていくべきか
移動生活のメリットは、思考の柔軟性が高まること
二つ目がこちら。
旅するように生きていると、毎日が「非日常」となり、強烈な刺激と劇的な気分転換に、繰り返し遭遇する生活が「日常」となる。こうした生活を続けていると、思考は自然に柔軟になっていく。p096
移動生活のメリットの一つは、思考の柔軟性が高まること。
僕も今まで再三「移動生活のメリットとは何か」を考えてきたけども、この思考の柔軟性については、わかっているようでわかっていなかった内容です。
自分と近い考え方に触れることで、自分の思考の解像度が上がるということを学びました。
参照:情報収集のコツは「広げる」のか「深める」のかを決めること
心身を整えることの重要性
最後に紹介したいのがこちら。
体と脳のパフォーマンスをつねに高く維持するために、体調とメンタルを安定させる必要がある。そのために、睡眠、トレーニング、食事といった「ライフスタイルインフラ」を整えることに、徹底的に気を使っているのである。p222
移動生活はとても魅力的なライフスタイルである反面、心身にかなりの負荷がかかることも事実です。
半年以上この生活をしているからこそ、心身を整えることの重要性を身をもって体感している。
四角さんのようにこの道の第一人者として活躍されている方でも、ライフサイクルを整えることには細心の注意を払っていると知り、勇気をもらいました。
終わりに
以上です。
移動生活、多拠点居住に関する書籍はまだ多くないけども、自分の専門性を高めるためにも、こういった書籍はどんどん読んでいかないといけないなと思いました。
参照:アウトプットの質を高めるために、インプットの質を高める
とても参考になる内容だったので、気になる方はぜひ読んでみてください。
また来てね!
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