こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
最近よく人と話すのが、「少数派と多数派、どちらに働きかけようとしているか」ということ。
特殊解をつくろうとしているのか、一般解をつくろうとしているのか、という話です。
少数派と多数派
抽象的な話になってしまいそうなので、一旦具体例を出します。
例えば、「働き方」というトピックについて。
ご存知の通り、昨今では働き方が多様化しています。
フリーランスや複業家と呼ばれる人が増えてきて、少し前までは確実に一般解であった「会社員」という働き方が、必ずしも一般解とは言い切れなくなってきた。
今まで世になかったオリジナルな肩書きを掲げて活動する人も増えました。
この事象について、冒頭に書いた少数派と多数派に照らし合わせていうと、
「多様な働き方を実践する」のが少数派の動きで、
「多様な働き方を認める」のが多数派の動きです。
これはもちろん、どちらが正しいという話をしたいわけではありません。
そもそも少数派と多数派だって、普遍的なものではない。
少数派に働きかけること、多数派に働きかけること
冒頭の話に戻ります。
少数派と多数派、どちらに働きかけるのか。
少数派に働きかけることは、サブカルチャーを成熟させるということです。
自分と価値観の近い人に向けて働きかけて、固有の文化を深めていくこと。
働き方の話でいうと、フリーランスのコミュニティをつくり生産性をあげたり、孤独を埋めたりすることは、少数派に働きかける動きであると思います。
一方多数派に働きかけることは、メインカルチャーを上書きするということです。
自分と価値観の近い人に加え、今まで価値観が遠かった人にも働きかけて、その文化の人口を増やしていくこと。
これは長いスパンで見れば、メインカルチャーを書き換えようとする動きであるとも言えます。
クラウドソーシングのように、誰にでも多様な働き方を実践しやすくするサービスは、多数派に働きかける動きであると思う。
どちらに働きかけるのか
最近は、そんな話を友人とよくします。
いうまでもなく、この「少数派と多数派、どちらに働きかけるのか」という問いは、自分自身のフェーズとも大きく関係しています。
特に組織人としてではなく個人として動いている場合、最初から多数派に働きかけようとするのは現実的ではない場合が多い。
ただ、うちに秘めたる自分の意志が、どちらに向いているのかは知っておいてもいいのかなと思っています。
自分がどちらに働きかけたいのかによって、仕込み方が少なからず変わってくると思うから。
参照:20代は人生の確変期
終わりに
以上です。
そんなことを考えて、今日こちらのツイートをしました。
自分のやろうとしていることが、少数派として確立された立場をつくろうとする動きなのか、多数派に働きかけて主流を塗り替えようとする動きなのかで、見せ方がかなり変わってくるなと思う。
前者はそれ単体での魅力を提示すれば良いけど、後者は現状の解決策としてのメリットを提示する必要がある。
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2019年1月14日
少数派に働きかけたいのか多数派に働きかけたいのかによって、 見せ方がかなり変わってくるだろうなと思っています。
前者はそれ単体でのメリットを提示すれば良いけど、後者は現状の問題点を解決するための新たな選択肢として見せていく必要がある。
この話は長くなりそうなので、また別の機会に書きます。
また来てね!
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