関係人口

複業の一つに地方を数える。『関係人口契約』という地域との関わり方

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

昨日は香美町で過ごす最後の夜だったので、こっちでお世話になったNPO法人TUKULUのみなさんとお酒を飲みに行きました。

昨日話した、『関係人口契約』という地域との関わり方がとても面白かったので、ひとまずここに書き留めておきます。

その地域に拠点をおかずに、複業の一つとして遠方から盛り上げのお手伝いをするという関わり方。

 

NPO法人TUKULU

 

一緒にお酒を飲んだNPO法人TUKULUは、兵庫県香美町に拠点を置くまちづくりのNPO法人です。

行政からの業務委託の他、滞在させてもらっていた『レンタルスペースglass』の運営、都内のベンチャー企業と提携した移住体験ツアーの企画運営等を行っています。

外部リンク:NPO法人TUKULU

 

TUKULUについて僕が最も面白いと思ったのは、そのメンバー構成。

30代から40代前半の8人のメンバーには、NPO理事長、政治家、行政職員、建築家など、地方創生におけるある種の”キーマン”が揃っている。

そこで何をするにも、非常に”仕掛けやすい”チームであることは容易に想像できます。

 

それでいて、実際話してみると普通に気の良いおっちゃん達です。

『関係人口契約』という関わり方

 

そんなTUKULUの皆さんに、僕が今の生活を続けながら地域に対して提供できる価値はないものか、相談をさせてもらいました。

 

そこで出てきたのが、『関係人口契約』という考え方。

香美町の関係人口であることを表明するものとして、その場で考えた造語です。

関係人口については、以前別の記事で書きました。

参照:関係人口のハブになる書籍『関係人口をつくる』の概要と感想

 

その地域に滞在はしないけど、遠方から盛り上げのお手伝いをするという関わり方。

具体的にどんなお手伝いをするのかは、長くなるのでここでは触れません。

 

これは以前僕がツイートした、地域おこし協力隊の制度に関する話とも近い内容です。

 

月に15万払って1人の若者を協力隊員として抱え込むよりも、月に3万ずつ払って5人の若者とゆるい関係性を築く方が、この時代にあっているような気がします。

1人の若者がいくつかの地域と同時に契約していても、もちろん良い。

複業の一つに地方を数える

 

巷では、複業に注目が集まっています。

収入源を多角化し、一つの会社に依存することによるお互いのリスクを回避する。

同時にスキルや人脈の幅を拡げ、一社会人としての可能性を拡げる。

複業は今後しばらく注目され続け、ゆくゆくは「複業」という言葉にスポットが当たらないくらい、スタンダードな働き方になっていくと思っています

 

そんな時代だからこそ、複業の一つとして、地域と関わるという選択があってもいいと思う。

観光人口でも移住人口でもない”関係人口”のあり方の一つとして、『関係人口契約』という仕事があり得るのではないかと思いました。

 

終わりに

 

以上です。

 

滞在期間は短かったんだけど、香美町は学びが多くて面白かったです。

 

また来てね!

 

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