こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
僕は今、月一引越しの移動生活を実践しています。
地方で人と話す際、最近僕が意識的に聞くようにしているのが、
「地方は何をゴールに据えているのか?」
ということです。
人口を増やしていきたいわけではない
いくつかの地方を移り住む中でようやくわかったのは、地方は人口を増やしていきたいわけではない、ということ。
もちろん、人口が増えていくに越したことはありません。
でも国全体としての人口が減少の一途をたどっている昨今、その地方だけ人口を増やしていくというのは、どうもリアリティがない。
実際それを、地方の多くのプレイヤーが口にしています。
(人口が増えている地方も例外的にあるけど。)
そんな背景から出てきたのが、
「地方は何をゴールに据えているのか?」
という問いです。
その先にどんな未来があるか
仮に人口を増やしたいと思っているのであれば、話はそんなに難しくありません。
実際にその土地に移り住む人が増えれば、早い話税収が増える。
短絡的ではあるけども、税収を増やして地方の存続・発展に結びつけることをゴールにしているのであれば、とても理解しやすいです。
でも人口を増やす以外の方向に舵をきろうとする時、地方創生の文脈においてそれぞれの地方が何をゴールに据えているのか、イマイチよくわかっていませんでした。
その地方に遊びにくる人や関心を持つ人が増えた先に、どんなことが起こるのか、単純に興味があった。
一旦のゴールは、内側の熱量をあげること
ここから先は、あくまで僕の仮説です。
地方の据えている一旦のゴールは、「内側の熱量をあげること」なんじゃないかと思っています。
その土地に関心を持つ”外部”の人を増やした先に、その土地に関心を持つ”内部”の人を増やすこと。
多くの地方で課題として上がっているのが、その土地で育った若者が、進学や就職を機にその土地を離れていってしまうことなんだそうです。
これからそこを盛り上げていけるだけのポテンシャルを持った若手の多くが、「ここには魅力がない」と言って出ていってしまうんだとか。
であれば、その地方に遊びにくる人や関心を持つ人が増えることをきっかけに、地元の人が「離れたくない」と思える町にしていくことがまず目指すところなんだと思う。
地方の据える一旦のゴールは、内側の熱量をあげること。
内側の熱量をあげて、一緒に”ゴール”を描ける仲間を増やすこと。
終わりに
以上です。
今日から新たに楽しいことが始まりました。
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この話は、また別の機会に書きます。
また来てね!
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