こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
昨日書いた記事のことをもう少し書きます。
「界隈感を出したくない」は世代感でもあるらしい
昨日書いた記事は、感想を添えてシェアしてくださる方がいつもよりたくさんいました。嬉しす。
面白かったのは、「界隈感を出したくない」という感覚は、僕より上の世代の方には特別ポピュラーな感覚ではないらしい、ということです。
最近、僕のまわりの若くて感度の高いひとたちがみんな、口をそろえて「群れずに群れたい」とか「属さず属したい」って言っているの、おもしろい。僕らより上の世代だと、どっちかに振り切っているひとが多いから、この感覚は何なんだろうなあって思いながら、観察してる。 https://t.co/g3XEkUrltq
— 鳥井 弘文 (@hirofumi21) 2018年6月17日
所属する組織とかコミュニティによって自分を判断されたくないって感覚は、ひとつあるんじゃないかな。だけど、ひとりじゃ寂しいから、気の合う仲間は欲しいなっていう。 https://t.co/xsFFDbTLWy
— 阿部 光平 (@Fu_HEY) 2018年6月17日
“所属する組織とかコミュニティによって自分を判断されたくない”という感覚は、僕も確かにある。
周りの同世代の人たちが「界隈感を出したくない」と思うのは、もしかしたらそういう理由なのかもしれません。
でも僕が「界隈感を出したくない」と思う一番の理由は、また別のところにあるんだろうなと思いました。
界隈感はマウンティングになりうる
一年ほど前に、ブログを書きました。
新卒で入社した会社に勤めて一年半が経ち、悶々としてた頃の心情を書いたエントリーです。
以下に一部引用します。
そんな時、高校時代の友人が会社を辞めてフリーランスになった。
その事実を僕は彼のSNSを通じて知ったんだけど、大きな決断をしたんだなと素直にすごいと思った。
それから頻繁にタイムラインに現れるようになった友人は、毎日とても楽しそうに見えた。
月並みな表現になってしまうけど、「自分の人生を生きている」彼がなんだか羨ましかった。
日々仕事に追われる自分の日常とはあまりにも違う彼の日常が、羨ましく、そして疎ましかった。
もう僕はこの疎ましさについて語ることはできないけど、この時の気持ちをぼんやりとは覚えています。
facebookのコメント欄に、彼を称賛するコメントが溢れていた。
それはある種彼を中心としたコミュニティで、その”楽しそうな空気感”が羨ましく、そして疎ましかった。
とかね。
その場が楽しければそれでいい
最近は、付き合う人の幅が拡がりました。
所属しているSUSONOなんかはいい例で、詳細はよく知らないけど、多分色んな人がいる。
外部リンク:ゆるやかにつながり、心地よい暮らしの文化圏をつくる
SUSONO会員の一人一人がどんな仕事をしているのか、どんな日常を過ごしているのか、僕はあまり詳しく知りません。でも好きな人がたくさんいる。
一緒にお酒を飲んだりボードゲームをしたりする中で、お互いに楽しい時間を過ごせて、お互いのことを好きになれれば僕はそれで十分です。
それ以外の場面でどんな日々を過ごしているのか、教えてくれたらもちろん嬉しいけど、無理に知ろうとすることでもないと思っています。
きっとみんな、それぞれに素敵な日常を送っている。
でもみんなの日常を知らないからこそ、それ以外の場所での”楽しそうな空気感”を、あえて伝える必要はないのかなと思います。
伝えようとしなくても、伝わるときは伝わる。
でも本当はそれを伝えない方が、その場その場で目の前の人と、フラットな人間関係を築けるような気がしています。
これからコミュニティは、もう少し流動的で枠が曖昧になっていくと思います。
だからこそ、コミュニティは外に対していかにフラットさを保てるかが重要だと思っているんだけど、それはまた別の機会に書きます。
終わりに
以上です。
とはいえ僕は居候男子なので、居候させてもらっている土地については”楽しそうな空気感”をガンガン出したいです。天ぷらうまかった。
#ぼりえっ邸 料理部です。今日のメニューは天ぷら。
笑っちゃうくらい美味でした。 pic.twitter.com/0BVKdRDt2Z
— 木津 歩/アユムハンマド (@ayumukizu) 2018年6月15日
またwaseisalonでは、その役割をコミュニティマネージャーの長田さん(@SsfRn)が担ってくれているのだと思います。ありがたし。
また来てね!
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