移動生活

そもそも人は移動したいのか?移動したくないのか?

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

最近人から、「移動生活のメリットはなんですか?」と尋ねられる機会が増えました。

移動生活のメリットについては、以前「移動生活のメリットとデメリットを考える」という記事の中で書いたことがあるので、尋ねられた時は概ねここで書いたような話をする。

 

なんだけど僕は、移動生活のメリットについて人に説明している時、少なからずの違和感を感じています。

というのも、多分僕は、移動生活のメリットを自分自身はあまり感じていないからです。

もう少し厳密にいうと、何かメリットがあるからこの生活をしている訳ではないような気がする。

 

質問してくれた方と僕との間に、大前提のところで大きなズレがあるなと感じています。

そもそも人は移動したいのか?移動したくないのか?

 

「移動生活のメリットはなんですか?」

この問いが生まれるのは、質問してくれた方が、「そもそも人は移動したくない」と思っているからです。

「本来人は移動したくないのに、わざわざ移動するのには、どんなメリットがあるのか?」という趣旨の問いだと思う。

移動しない状態を、”自然な状態”だと思っている。

 

でも僕は逆で、「そもそも人は移動したい」と考えています。

移動している状態を、”自然な状態”だと思っている。

参照:移動しない生活にデメリットを感じるという話

現状人が移動しないのは、移動できない理由があるからだと思っています。

語るべきはメリットではなく「どちらが自然か」

 

「そもそも人は移動したくない」と思っている人が、「移動する生活のメリット」を知りたいと思うことは、

「そもそも人は移動したい」と思っている僕が、「移動しない生活のメリット」を知りたいと思うことと同じです。

メリットを考えることは、本質からズレているような気がする。

 

「移動生活のメリットはなんですか?」

こう質問してくれた方に対して僕が本当に話すべくは、「なぜ僕が移動する状態を”自然な状態”だと思っているか」ではないかと思います。

本当はみんな移動したい

 

これは一例だけど。

若手の社会人から僕がよく聞く言葉で、こんなセリフがあります。

「家と会社の往復ばかりしていて…、」

 

念の為断っておくと、仮に家と会社の往復ばかりしていたとしても、僕はなんら問題ないと思っています。そこにケチをつける気は全くない。

なんだけど、「家と会社の往復ばかりしていて…、」というセリフの後には、ネガティブな言葉が続くことが多いです。

「つまらない」とか、「不安」とか、「視野が広がっていかない」とか。

ここから言えることは、自分の行動範囲が限られている状態に対してある種の気持ち悪さを感じるということは、そう珍しい話ではないのだろうということです。

 

さらにいうと、そう話す人たちが本当に家と会社の往復ばかりをしているのかというと、そういう訳でもないです。

実際には仕事の後に飲みに行くことだってあるし、休みの日にどこか遠くに出かけることもある。

仕事の気分転換に、オフィスを抜け出してカフェで作業を進める人だっているはずです。

つまり言葉だけでなく行動からも、潜在的な移動に対する欲求を読み取ることができると思っています。

 

そんな訳で僕は、「そもそも人は移動したい」と考えています。

だから移動生活のメリットを話すことにはどうも違和感があるし、僕自身も、明確なメリットを感じている訳でないけど移動生活を続けている。

終わりに

 

以上です。

ちなみに現状多くの人の移動範囲が家と会社の周辺に限られるのは、「働く場所」と「寝る場所」が決まっているからです。

これらの拘束がなくなれば、人はより”自然な状態”に流れると思う。

 

「働く場所」は、今後雇用のあり方がもっと柔軟になっていくので、拘束条件として弱くなると思っています。

となるとあとは「寝る場所」だけど、先日イベントで全国住み放題サービス『ADDress』の話を聞いて、寝る場所の自由化も今後本格的に起こりそうだなと思いました。

 

ちなみに、クラウドファンディングによる『ADDress』の新規会員募集は今日までなので、ご興味のある方はぜひ覗いてみてください。

参照: 話題の全国住み放題サービス『ADDress』 会員を追加募集します!

また来てね!

 

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