移動生活・多拠点生活

移動生活に至る3つのフェーズと「帰る家」のあり方

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

さっき、こんなツイートをしました。

 

昨年末から、移動生活を促進する住居サービスが盛り上がりを見せています。

僕はまだ利用したことがないんだけど、手頃な値段で全国各地の素敵な空間に泊まれるのは、とてもいいなと思う。

と同時に、今あるサービスの多くは、「帰る家」というより「泊まる宿」としての意味合いが強いんだろうなと思っています。

 

念の為断っておくと、この記事は、今あるサービスに対して異を唱えようという内容ではもちろんありません。

ただ、仮にこれから移動生活の文化が根付いていくのであれば、今あるサービスとはまた別軸で、「帰る家」のあり方が再考される場面も増えていくような気はしてる。

移動生活においても「帰る家」はやはり必要で、そこの最適なあり方がまだ見えていないから。

移動生活に至る3つのフェーズ

 

まず、移動生活には3つのフェーズがあると思っています。

働き方と感覚が似ているので、ここでは3つのフェーズを、「本業フェーズ」「副業フェーズ」「複業フェーズ」と呼ぶことにします。

 

「本業フェーズ」とは、メインとなる「帰る家」が1つある状態です。

「帰る家」を拠点として、週末旅行にいったり、長期休みに帰省などで滞在場所を変えたりする。

要は、移動生活になる前の状態です。

 

「副業フェーズ」とは、1つの「帰る家」に加えて、いきつけの「泊まる宿」をいくつか持っている状態です。

「定額で月に〇日まで泊まり放題」のサービスは、「副業フェーズ」支えるサービスだと思っていて、「月に〇日」を超えた範囲を補完する「帰る家」が必要になる。

そして利用者側も、あくまでメインの生活は「帰る家」の方で担い、付加的に「泊まる宿」を利用する意識でいると思っています。

 

「複業フェーズ」とは、確固たる「帰る家」がない状態です。

いくつかの「泊まる宿」によって、「月の宿泊日数(約30日)」を満たす。

これは、いくつかの「仕事」によって「月の収入」を満たす複業の構造と、とてもよく似ています。

複業フェーズが来るかもしれない

 

今の移動生活は、「本業フェーズ」から「副業フェーズ」に移行している途中だと思っています。

もちろん個人として「複業フェーズ」にいる人もいるけど、世の中の仕組みは「複業フェーズ」に向けて整っているとは言い難く、継続していくには個々人での工夫がかなり必要。

 

ただ最近思うのは、「本業フェーズ」から「副業フェーズ」に移行さえしてしまえば、そこから「複業フェーズ」に移行していくのはそんなに時間がかからないんじゃないかなということ。

移動生活を始めるにあたっての一番の壁は「そもそも移動生活をするメリットがわからないこと」だと思っていて、いざ始めてしまえば、人はどんどん移動すると思う。

移動生活のメリットは、言葉で説明されてわかることではなく、実際やってみてはじめてわかるものだから。

参照:移動生活のメリットとデメリットを考える

「帰る家」のあり方を考える

 

で、仮に移動生活が「複業フェーズ」に入っていく場合、やはり語られ方が足りていないのは、「帰る家」のあり方だろうと思います。

さっき「複業フェーズ」の定義として、確固たる「帰る家」がない状態であると書いたけど、例え「帰る家」がなくなったとしても、それが担っていた役割を補完する代わりの何かは必要になると思っていて。

参照:移動生活におけるホームタウンの重要性

 

「帰る家」の担っていた役割とは、例えば「荷物が届くこと」であったり、「季節ものの荷物を置いておくこと」であったり、「極プライベートな時間を過ごすこと」であったりするんだけど、多くはサービスによって補完できると思う一方で、補完できない部分はあるだろうなと思っています。

特に、「極プライベートな時間を過ごすこと」をはじめとした心理的な部分は、サービスによって補完しにくい気がしている。

参照:移動生活者の孤独を解消する3つの未来

 

そういう「帰る家」の担っていた役割を補完する場所としての「泊まる宿(的な何か)」はまだ全然足りていないと思っていて、これからの「帰る家」のあり方を考えていく必要はあるよなと思っています。

終わりに

 

以上です。

 

5/28(火)の夜に、多拠点居住のシェアサービス「ADDress」を展開する佐別当さんと、東京でトークイベントをやらせてもらうことになりました。

移動生活のことを話すイベントは確か初めてなので、とても楽しみです。

ご都合のつく方は、ぜひ遊びに来てください。(オンラインでの視聴も可能です。)

イベントページ:これからの大移動時代の暮らしを考える 〜アドレスホッパーの新しい働き方と、仲間の作り方〜

 

また来てね!

 

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移動生活におけるホームタウンの重要性

移動生活者の孤独を解消する3つの未来

 

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ABOUT ME
木津 歩|居候男子
コミュニティを旅する居候男子。月一引越しの移動生活を実践しています。一級建築士。通称はムハンマド。