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許容する「できない」を明確にしておくこと

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

新卒で入社した会社で僕を指導してくれた人は、社内でも厳しいことで有名な人でした。

怒るとめちゃくちゃ怖い人だったので僕はいつもビクビクしていたんだけど、その人のことは今でもすごく尊敬している。

怒り方のルール

 

その人は、怒り方のルールが少ない人でした。

あれもこれも怒るのではなくて、「これだけは守れ」という最低限のルールに僕が反した時だけ、しっかりと怒られた。

 

言われたことを守る。

わからないことはわかったふりをせずに質問する。

人に質問する前にまずは自分で調べる。

 

どれも基本的な内容だけど、今の自分の血肉となっていることばかりです。

仕事とトレードオフ

 

仕事の多くは、トレードオフの原理に従います。

トレードオフとは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のこと。

参照:トレードオフ-Wikipedia

例えば「仕事の質にこだわること」と「残業時間を増やさないこと」とは、入社したての新人にとっては特に、同時に追求することが難しい内容です。

 

僕を指導してくれた人は、まずどちらを守って欲しいかを明確に示してくれました。

追求すべきことを明確にして、その追求のために僕が他方を疎かにしてしまったとしても、ほとんど怒られることがなかった。

一方が身についてから、もう一方を追求するよう求められました。

 

だから僕は、どちらを選んでも怒られてしまうという二択に迫られて路頭に迷うことがなかった。

許容する「できない」を明確にしておくこと

 

誰かを指導する立場になった時意識すべきは、ルールが少ないこと、そしてルールを明確にしておくことだと思います。

完璧を求めるのにも、適切な手順がある。

 

初めから100点を求めることは、ある意味では逃げだと思う。

許容する「できない」を明確にしておくことは、代わりに責任を負うことだと思う。

 

いい先輩に巡り会えてよかったなと、心から思います。

終わりに

 

以上です。

また来てね!

 

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