日々のこと

暮らしの魅力は、わかりやすさとは一番遠いところにある。

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

今朝起きてシャワーを浴びて、ふと部屋の窓の外をみたら、景色がすごく綺麗でした。

五感で感じたものだけが本物

 

景色が綺麗だったといっても、そんなに特別な景色が見えた訳ではありません。

窓の外に広がる雪景色の中で蛍光グリーンのフェンスがやけに映えていて、そのもっと奥にある山々と合わせて、とても綺麗な景色だなと思った。

 

スマホを取り出して写真を撮ろうかと思ったけど、それはやめました。

この景色の綺麗さを十分に伝えるだけの技術を僕は持っていないし、仮に技術があったとしても、これは伝わらないだろうなと思った。

綺麗すぎて伝わらないというよりかは、属人性が強すぎて伝わらない。

最近つくづく思うのは、自分の五感で感じたものだけが本物であるということ。

目で見て、耳で聞いて、手で触れて。

そうやって感じたことだけが本物であって、情報として五感に届くものは、あくまで作り物であるなと思う。

 

たとえ五感で感じたことを情報化できなくても、美しいものは美しい。

暮らしの魅力と抽象化

 

僕は、伝えることが好きです。

もっと正確にいうと、受け手にどう伝わるかを考えるのが好き。

参照:インフルエンサー(属人性)文化における2つの見せ方

 

何かを伝えるということは、何かを抽象化することだと思っています。

五感を通じて自分の琴線に触れた内容を、抽象化して情報に落とすこと。

より伝わりやすいように、整理してあげること。

 

でもここ最近、僕が伝えたいと思っている暮らしの魅力は、抽象化していくような内容ではないんだろうなと思うようになりました。

暮らしの魅力の根幹は、「本物」でも「情報」でもなく、「五感」の方にあるはずだから。

抽象化すればするほど、その人がいつか感じるであろう魅力との間にギャップが生まれるような気がする。

 

わかりやすいことに興味があるなら、観光でいい。

暮らしの魅力は、わかりやすさとは一番遠いところにあると思う。

参照:地域の面白さは観光ではなく暮らしにある

終わりに

 

以上です。

また来てね!

 

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インフルエンサー(属人性)文化における2つの見せ方

地域の面白さは観光ではなく暮らしにある

アイデアは伝わる形に変換して初めて価値になる 

 

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