移動生活

暮らしを暮らしたらしめるのは、確固たる拠点であるようで。

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

富山にきてから、今日で6日目になります。

参照:居候男子富山編と未知の町

 

「もう6日か、早いなあ」と思いつつ。

同時に、「どうも今回は、いつもと勝手が違うなあ」とも思っています。

観光が暮らしに変わらない

 

いつもは6日も経った頃には、もう少し”暮らしの気配”を感じています。

あくまで自分の心持ちの話だけど、「観光している」気分から「暮らしている」気分に変わる。

その境目が、住み始めてからだいたい5日前後で訪れます。

参照:観光が暮らしに変わるということ

 

ただ今回は、「観光」が「暮らし」に変わってくる気配が全くもってありません。

ずっと刺激的で、観光的な日々を過ごしている。

これは良い意味でも、悪い意味でもありません。

寝床が定まりきらなかった数日

 

とはいえ、どうして今回の富山滞在が観光から暮らしに移行していかないのかは、多少気になる。

一つ考えられるのが、僕が一つの拠点(=寝床)に根を張りきっていないから、ということです。

 

富山では、僕を富山に招待してくださった方のご親族が所有している別荘に滞在することになっています。

ただ、来て早々一人で生活するのも心細かったので、最初の数日は富山の友人が管理しているシェアハウスで寝泊まりさせてもらっていました。

 

2日ほどで別荘に戻ろうと思っていたんだけど、 関西から異性の友人が遊びに来てくれたこともあって、何やかんやシェアハウスにずっと滞在させてもらっている。

 

今日の日中は当のシェアハウスを運営している姫野さん(@himehimeY)に初めてお会いすることができ、「全然いていいよ!」と言ってもらえたので、またシェアハウスにお世話になるかもしれません。

何と言っても、大変居心地が良いので。

本当に、ありがたい限りです。

暮らしを暮らしたらしめるのは、拠点なのかもしれない

 

なんやかんやで毎日シェアハウスに泊めてもらっているんだけど、シェアハウスを出るたびに僕は、そこのメンバーにお別れの挨拶をしています。

自分の荷物を全て持って、「お世話になりました〜!」という挨拶をしておきながら、その日の夜に結局シェアハウスに戻ってくるという日々を続けている。

我ながら、なかなかに滑稽なことをしているなと思います。

 

ただ、これは一つ大きな発見だと思っていて。

ある意味当たり前のことだけど、観光を暮らしに変えるためには、単にその地域に何日もいるだけでなく、そこに確固たる自分の拠点を定めていないといけないらしい。

毎日夕方になるたびに「今日はどこに帰ろうかなあ」と考えていたここ数日は、どうも暮らしに移行していく気配がなかった。

 

これは移動生活をしていない人からすると「だからどうした」って話だと思うのですが、意外にとても重要な話であるような気がしています。

終わりに

 

以上です。

余談ですが、姫野さんはとても素敵な方でした。

岡山でお世話になっていたけっけさん(@keiichilo)にどことなく空気が似ていて、会ってすぐに親近感を感じました。

また来てね!

 

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