コミュニティ

コミュニティマネージャーの需要は不動産業界にある

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

昨日は、渋谷で行われたこちらのイベントに参加してきました。

コミュニティマネージャーがコミュニティ運営について語るという内容で、とても学びが多かったです。

 

イベントの内容とは直接関係がないんですが、今日はコミュニティマネージャーという職業について、僕が最近考えていることを書きます。

コミュニティマネージャーの需要は不動産業界にある、という話です。

コミュニティマネージャーは仕事になりにくい

 

前々から、コミュニティマネージャーは仕事になりにくい職業であるなと感じています。

というか、「コミュニティマネージャー」という肩書き一本で食っていくのが難しい。

その最たる理由は、売上が参加費に依存しているからです。

売上が参加費に依存する

 

例えば30人規模のコミュニティから一人3000円もらったとして、売上は9万円。

月9万でもなんとかなるっちゃなるけど、やっぱりちょっと足りない。

 

金額をこのままで100人規模にしたとすると、売上は30万円。これなら足りる。

でも100人規模のコミュニティを一人でマネージメントするのは難しいので、何人かのコミュニティマネージャーで売上を分けることになると思います。

あるいは、仕事にならない「コミュニティマネージャー」が生まれる。

 

月額を上げていくという方法ももちろんあると思うんだけど、それはどうも本質から離れていくような気がしています。

コミュニティマネージャーになるべくは参加者

 

そのコミュニティが何を目的としたものであるかにもよるけども、コミュニティマネージャーが参加者からのお金を頼りに生計を立てるという構図が、そもそもあんまりイケてないと思っています。

 

例えばコミュニティマネージャーが他の参加者に何かを指導する立場であるならいいけども、そうでないならば、コミュニティマネージャーは少しでも参加者とフラットな関係性であった方が良い。

もっと言うと、参加者がいつの間にかコミュニティマネージャー的な役割を担っていた、くらいの方が良いです。

 

ちょっとうまく説明仕切れてないけども。

個人的には、お金をもらってやっているコミュニティマネージャーよりも、お金をもらわずにやっているコミュニティマネージャーの方が、良いコミュニティをつくれているという印象がある。

またお金をもらわずにやっているコミュニティマネージャーは、コミュニティマネージャーである自覚がない場合も多いです。

コミュニティマネージャーの需要は不動産業界にある

 

そんなこんなで僕は、コミュニティマネージャーは本業にはなりにくい職業だろうなと思っています。

だからこそ、9月末まで滞在していたシェアハウスで聞いた、不動産業界が抱える課題に関する話は面白かった。

大規模シェアハウスの抱える課題

 

結論からいうと、50人から100人規模のシェアハウスで、上手くいっていないところが多いらしい。

「上手くいってない」というのが具体的にどの数値に現れているのかは定かでないけど、要は、設計段階で思い描いていた使われ方をしていないんだとか。

どんなに共有スペースをかっこよくしても、どんなに最新の設備機器を揃えても、シェアハウス全体がコミュニティとして機能していないらしい。

 

考えてみれば当たり前です。コミュニティは、ハードではなくソフトの話であるから。

建物がどうあるかよりも、住人がどうあるかによって、コミュニティの質が決まってくる。

 

でもある程度規模の大きな不動産会社が、コミュニティ運営に手を出すのは難しいんだそうです。

コミュニティ運営に関わっている人ならわかると思うけど、コミュニティの話は、事前に読み切れない部分があまりにも多いから。

シェアハウスのコミュニティマネージャーを務める

 

であるならば、不動産会社から委託を受けて、シェアハウスのコミュニティマネージャーを務めるというのは十分にありえるよなと思いました。

明確に、需要があるから。

 

その場合、コミュニティマネージャーと参加者はフラットな関係性でなくてもいいのかなと思っています。

住込大家みたいなポジションになるんかな。知らんけど。

終わりに

 

以上です。

コミュニティの話でいうと、コミュニティの質を保つためにいかにしてフィルターをかけるか、という話が最近面白いです。

また来てね!

 

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