こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。
昨日の夜、質問箱でブログのネタを募集しました。
ブログに書くネタを募集します。
木津 歩|居候男子の質問箱です https://t.co/zENxPTncnY #質問箱 #peing
— 木津 歩|居候男子 (@ayumukizu) 2018年11月29日
いくつかネタをいただいたんだけど、今回取り上げるのはこれ。

今日は、この辺りの話を少し。
好きな建物の話
まずは質問に答えます。
どんな建物が好きかと言われると、ディテール凝ってる建物が好きです。
ディテールとは建物の細部のことで、壁と天井の境目をどう納めているかだとか、外壁の出隅の部分をどう納めているかだとか、そういう部分を見るのが好き。
あとはドアノブとかコンセントとか、良いものを使っているとグッときます。
建築家だと、それぞれタイプは全然違うけど、長坂常さんと谷口吉生さんが好きです。
外部リンク:Schemata Architects
外部リンク:建築家の谷口吉生の建築作品11選。代表作のMoMAの新館など
長坂常さんの本だと、この辺りが読みやすいと思います。
自分は建築の人間か否か問題
とまあ書いてはみたんですが、そもそも自分は今、建築士として好きな建物を語れるような立場にはないなあと思います。
建築士として建物に携わる仕事(設計や施工)をしていないし、それに伴い、建築の知識が自然と入ってくる環境にもいない。
建築っぽいアウトプットも、最近はめっきりしていません。
だから今回のように、僕を”建築の人間”として捉えての質問をいただいてしまうと、なんだか申し訳ない気持ちになります。
建物の話は、正直それほどできないので。
ならば各種プロフィールから「建築士」の記載を消した方がいいんじゃないかという気もするけど、そこはなんとも言えません。
今やっていることは衣食住でいうところの”住”なので、広い意味では「建築士」の守備範囲であるような気もしている。
これはプライドとか見栄の話なのか、もう少し戦略的な話なのか、それとも真実の話なのか、自分でもよくわかっていません。
多分、全部ある。
「君は建築家としてその生活をしているの?」
そんな背景もあって、先月青森県十和田市で行われていたパーティーで、そこにきていたグラフィックデザイナーの方と話した内容はとても面白かったです。
僕は簡単な自己紹介として、
「もともとは建築の設計をやっていたんだけど、今は辞めて、月に一回引越しをしながら暮らしています。」と伝えました。
すると彼は、こう言いました。
「君は建築家としてその生活をしているの?」
僕はもちろん、それを否定しました。
今の取り組みを、いわゆる”建築的な取り組み”として捉えたことはないからです。
すると彼は、
「そうなんだ。僕はてっきり、拠点を作ることを生業としてきた建築家が、拠点を持たない方向に舵を切ったのかと思った。」と言いました。
僕は自分が今やっていることは、建築の文脈からは完全に離れていることだと思っていました。
ただ彼と話していて、拠点を持たない生活は、建築的な視点から語らえる可能性もあるなと明確に思った。
なんだけど、この話は長くなりそうなので、また別の機会に書きます。
終わりに
以上です。
話題があっちこっちいって、結局何が言いたいのかわからなくなってしまいましたね。
僕にとって建築の話は、結構繊細な話題なんだと思います。
中途半端に業界を知っているからこそ、語るのが難しい。
また来てね!
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