日々のこと

今僕が就活生に戻ったらどうするか

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

先月から挑戦しているクラウドファンディングが、いよいよ本日(3/10)最終日となりました。

プロジェクトページ:【ふたたび、暮らしを考える】雑誌「hyphen,」の創刊号を届けたい!

最後のご支援、拡散協力を、何卒よろしくお願い致します。

 

クラファンについては昨日書いてしまったので、今日はまた別のことを書きます。

参照:クラファンが終わる少し前

 

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先日、大学生の知人が、僕のブログを読んでこんな感想をシェアしてくれていました。

参照:思考と言動に差異がないこと

わたしが「就活」に違和感を覚えてしまう理由のひとつ。選ばれたさに負けて、繕い、疲弊しかねない。

 

就活、大変だよなあと思います。

自分が今大学生だったら、どんな就活をするだろう。

僕の就活

 

振り返ってみると、僕の就活はお粗末なものでした。

お粗末というか、真面目にやってはいたんだけど、あまり深くは考えてなかった。

「大手に入ろう!」という気持ちがただあって、自分の希望する職種(建築設計)に就けそうな会社の中で、給料が高い順に受けました。

 

ちなみに、希望する職種も特に迷った覚えはありません。

建築学科の卒業生は建築の設計職か施工職に就くのが定石で、「やっぱ設計でしょ!」という謎のノリと勢いで職種を決めた。

 

面接には、A4用紙10枚ほどにびっしり作り込んだ台本を丸暗記して臨みました。

思考と言動に差異ありまくりだったけど、そんなもんです。

後悔は全くしていない

 

かといって、当時の自分の就活を後悔しているかというと、そんなことは全くありません。

このブログの中でも度々書いているけど、僕は上司に恵まれました。

(とても厳しい人だったので呪いたくなる日もなかった訳ではないんだけど、)仕事人としての基本は、概ね全てここで習った。

参照:許容する「できない」を明確にしておくこと

参照:自分のできることに自覚的であること

仮に今全ての記憶を失い就活生に戻ったら、同じ就活をするように祈ります。

 

でも、これはあくまで”自分が選ばなかった人生”を知らないからこそ言える話です。

参照:誰かの選ばなかった人生を生きること

大切なのは何を選ぶかではなく、選んだ道を正解にしていく気概だと思う。

今僕が就活生に戻ったらどうするか

 

それはそれとして。

仮に今の状態で僕が就活生に戻ったら、自分はどんな就活をするだろうかと考えてみます。

 

今の自分と当時の自分との決定的な違いは、やはり「SNSをやっていること」だろうと思う。

定石とされている「建築の設計職か施工職に就く」という道以外に、選択肢が無数にあることを知っている状態です。

 

この場合の就活は、自分の(より詳細な)状態によって3つの方向性に別れると思います。

考えうる状態は以下の3つ。

①やりたいことが明確である状態
②やりたいことは明確ではないが、将来個人で働きたいと思っている状態
③やりたいことが明確でなく、将来個人で働きたいかどうかわからない状態

順に考えていきます。

やりたいことが明確である状態

 

まずは、やりたいことが明確である状態。

建築の設計をしたいでも、文章を書きたいでもなんでもいいです。

 

この場合は、自分のイメージするゴールにもっとも近い人の下で働きます。

自分のレベル感にもよるけど、いきなり独立はまずしないと思う。

ゴールの解像度を上げるとともに、そこに至る道筋を具体化していく。

 

組織規模は小さいほどよく、できればお金の流れがどうなっているかも合わせて勉強したいです。(クライアントの見つけ方、営業のかけ方など。)

あとは、インターネットにいる人の方がいいかな。(おそらくそちらの方が自分のゴールに近いはずだから。)

 

求人がない場合は、雇ってもらえないかこっちから聞いてみます。

生活費を補うために、他の仕事と掛け持ちするなんてことも普通にあり得ると思う。

 

気をつけたいのは、「インフルエンサーになりたい」はここでいうやりたいことにはなり得ないということ。

自分の核になるものを身につけないまま、影響力を身につけようと思うのは危険です。

youtubeめちゃくちゃ頑張るとかすれば決して不可能ではないと思うけど、今後ますます母数が増えるので、そこはなかなかにイバラの道だと思う。

やりたいことは明確ではないが、将来個人で働きたいと思っている状態

 

次に、やりたいことは明確ではないが、将来個人で働きたいと思っている状態。

仮にやりたいことが明確であっても、それが仕事になるか怪しい場合もここにあたります。

「居候男子」もここ。

やりたいことはあるにはあるが、強烈なこだわりがない場合もここです。

 

この場合僕は、営業の仕事をします。

仕事が仕事になる瞬間に携わることで、仕事のつくり方を学びたい。

 

できれば法人営業。

業界にこだわりがないのなら、今憧れている人がいる業界orもともといた業界に行きます。

営業職に就職しようとしたことがないから正直業界のことはあまり詳しくないんだけど、今の僕だったら、広告業界から見るかなあ。

 

頭が良い人が多い可能性が高いので、倍率が高い企業かベンチャー企業を受けます。

やりたいことが明確でなく、将来個人で働きたいかどうかわからない状態

 

最後に、やりたいことが明確でなく、将来個人で働きたいかどうかわからない状態。

定石とされていること以外に選択肢が無数にあることを把握した上で、基本的には定石とされている選択肢を取ろうと思っているけど、本当にそれでいいのか迷っている状態です。

ちなみに、ツイッターで1日1投稿以上している場合はとりあえず1個前。

 

この場合は、定石とされている選択肢をとります。

自分の所属からの就職実績があり、業界として向こう5年は安定していそうで、かつ、なるべく給料が高い会社にいく。

僕がした就職の仕方と同じです。

思考と言動に差異が生まれても別に気にしない。

 

理由は二つあって、一つは、多数派に属するのはなんだかんだ安全だから。(もちろん業界にもよるけど)

後々違和感を感じることはあっても、大コケはしにくいと思います。

感じた違和感とそこで得た経験を持って、次に行けばいいと思う。

一回会社に入れば、いやでも自分が仕事に求めることの解像度が上がるので。

 

そしてもう一つは、多数派を経験していくこと自体に意味があると思うから。

そこで自分がどんなことを考えて、何に不満を感じるのかを知ることが、ゆくゆく次の市場を考える力になると思う。

終わりに

 

以上です。

 

という感じで、今僕が就活生に戻ったらどうするかを真面目に考えてみました。

最後に念押ししておくと、これが正解だと思っている訳では全くないです。

今の自分が考えられる範囲で、「自分だったらこうするかなあ」ということをつらつらと書いてみただけなので、あくまでも参考程度にとどめていただければ幸いです。

 

また来てね!

 

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思考と言動に差異がないこと

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