週刊居候男子

知っていることよりも、知らないことを面白がって生きる。

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

『居候男子』という肩書きで活動している僕は、およそ1ヶ月ごとに引越しをしながら各地を転々とする暮らしをしています。

12月の頭から滞在していた和歌山県海南市にある下津町(しもつちょう)での暮らしが終わり、関東に帰ってきました。

年末年始は千葉の実家で過ごしますが、それ以降の住まいは決めていません(とりあえず次の住まいが決まるまでは、このまま居座らせてもらう予定)。

 

さて、以前コチラの記事でも少し書いたのですが、『居候男子』として今のように毎月引越ししながら暮らす/各地を転々としながら暮らすのは、今年いっぱいで一旦終わりにすることにしました。

各地でお世話になった皆さま、またブログやSNSをいつも見ていて下さった皆さま、本当に、どうもありがとうございました。

 

これまでの暮らし方に一区切りを付けるとはいえ、考えてきたことを根底からひっくり返すような動き方をする訳ではないので、引き続き、暖かく見守っていただけると嬉しいです。

またブログも変わらず更新していく予定ですが、更新頻度や更新媒体が変わるかもしれないので、こちらも今日の記事を一旦の区切りとします。

知っていることよりも、知らないことを面白がって生きる。

この記事は『週刊居候男子』というカテゴリーに分類されているのですが、『週刊居候男子』では、その名が示す通り、毎週月曜日の夜にその1週間の週報のような記事を更新してきました。

1週間のまとめとなるとトピックが1つに収まらないことが多々あるので、1つの記事の中で、その週印象に残ったいくつかのトピックを短編集のような形式で紹介しています。

 

今日もその例にもれず、以下3つのトピックを用意しました。

・2016年、独立1年目の話。
・僕と居候男子。
・2020年、展望とか抱負とか。

 

…ただ、いざ書こうとしてみると、「あんまり面白くないな」と思いました。

というか、「こういうのは今は書いちゃダメだな」と思った。

 

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誤解しないでいただきたいのは、振り返りや抱負について語ることそれ自体を「面白くない」と思っている訳ではありません。

現に昨年の末にも振り返りみたいなことはしていたけど、その時は今日みたいな違和感を感じることはなかった。

これは、単に自分のタイミングの問題です。

 

今年は去年に比べ、人前で自分のことをお話しさせてもらう機会が多かったです。

取材も受けたし、イベント登壇もしたし、フリーランスのメンターみたいなこともした。

それらの仕事では、僕の過去、すなわち「振り返り」自体がコンテンツになりました。

彼らはみんな熱心に僕の話を聞いてくれたし、独立から4年経って20代も後半になってくると、大した話をしている訳でもないのに「勉強になりました!」などと言われてしまう。

そこに胡座をかいていたつもりはなかったけど、自分自身、気をつけないといけないなとはずっと思っていて。

 

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少し前に、岡山でお世話になったconote inc. CEOの山田さん(@kun1aki)が、こんなnoteを書いていました。

参照:高校生と「大人ブロック」(外部リンク)

文中から、以下に一部引用します。

今回高校生の方々と関わらせてもらったことで、高校生に進んで接したくなる大人の気持ちというものもわかってしまった。

まさに「柔らかい年頃」。
自分の発言の影響力が大きい。

普段一生懸命話しても誰にも話を聞いてもらえない寂しい大人が、これほどまで満たされることは中々ないんじゃないだろうか?

 

状況は違うけど、自分が今感じている違和感は、これに近いんじゃないかなと。

年の終わり、ひとつの活動が終わるこのタイミングでの「振り返り」に、どこか驕っている自分がいる。そんな気がする。

 

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1年の振り返りをする目的は、自分の文脈を読むためだと思っています。

年の終わりにその1年の自分の流れを振り返って、良い流れであればそのまま引き継ぎ、悪い流れであれば次の年に向けてテコ入れをする。

もちろん一般的には「近況報告」ないし「活動報告」的な意味合いもあると思うんだけど、比較的頻繁に更新している僕の場合、そういった報告的な意味合いはほとんどありません。

 

今日書こうとしたことは全てこの数ヶ月のうちに人に話していることで、自分の中でおおよその整理が付いている内容でもあるので、なんとなく、これは書かない方がいいんじゃないかなと思いました。

終わりに

以上です。

一区切りの記事だったのですが、あまり「ぽくない」記事になってしまいました。

知っていることよりも知らないことを面白がって生きていきたいなと思う年末です。

 

では、良いお年を。

来年も、どうぞよろしくお願い致します。