週刊居候男子

「援農生活どうですか?」と聞かれて。他

こんにちは。
木津(@ayumukizu)です。巷ではムハンマドと呼ばれています。

 

『居候男子』という肩書きで活動している僕は、およそ1ヶ月ごとに引越しをしながら各地を転々とする暮らしをしています。

12月の頭からは、和歌山県海南市にある下津町(しもつちょう)に滞在し、みかん農家さんのお手伝いをしている。

参考:下津町での生活、概要。

 

今日は、この1週間で考えたことをつらつら書いていきます。

やや長いですが、見出しごとに内容が完結しているので、見出しを見て気になったものだけ読んでもらえると嬉しいです。

「援農生活どうですか?」と聞かれて。他

12/9から12/15までの備忘録です。

「援農生活どうですか?」と聞かれて。

先日、僕がお手伝いしている農家さんのところに、農業新聞の取材が入りました。

『FROM FARM』が中心になって運営している『蜜柑援農』の取り組みは、一次産業の人手不足を解消する一つの好例で、本当に、注目されて然るべき取り組みであるなと感じています。

参考:FROM FARM

参考:蜜柑援農

 

僕も援農者として少しコメントをさせて頂いたのですが、その中で、記者の方からこんな質問を受けました。

「援農生活はどうですか?やっぱりシェアハウスでの共同生活が楽しいですか?」

 

シェアハウスでの共同生活は、記者の方がおっしゃる通りとっても楽しいです(今週はちょっと僕がバタバタしていたけど)。

今までのようにSNS経由での知り合いが少ないからこそ、僕が今まで知らなかった人生を生きている人にたくさん出会うことができる。

参考:モノが、ヒトを繋ぐという話。

またリゾートバイトの広告なんかを思い出してみても、「一定期間の共同生活が楽しい!」というのは、この生活の魅力を端的に表すある種の”王道の回答”なんだろうなとも思いました。

 

ただ一方で、僕が今めちゃくちゃ面白いと感じている部分は、「共同生活」の他にあります。

そして僕の感じている面白さは、おそらく僕のブログを読んでくれている方にとっても面白い内容なんじゃないかなと思うので、少し書き留めておきます。

 

/

結論から言ってしまうと、『蜜柑援農』の最たる面白さは、「農家さんのナマの声に触れられること」です。

農家さんたちがどんな想いで蜜柑を収穫していて、どんなルートでそれを販売していて、そして彼らは「何に困っているのか」を、僕自身の体験を伴って知ることができる。

これが、僕はめちゃくちゃ面白いと感じています。

 

少し前に、株式会社Wasei代表の鳥井さん(@hirofumi21)が、文筆家の松浦弥太郎さんの書籍から引用し、こんなツイートをされていました。

 

この松浦さんのお考えは、以前僕も松浦さんの別の書籍の中で読んだことがあったんだけど、本当にその通りだなあと思っていて。

色んな土地に足を運べば運ぶほど、その土地やそこに住む人の魅力を知るとともに、その人たちが「何に困っているのか」を知ることができます。

「自分のやりたいことがわからない」という声を多く聞く昨今で、僕が「いつかやってみたいこと」をたくさん抱えているのは多分こんな生活をしているからだし、突き詰めれば僕が『居候男子』という活動を続けているのも、自分が各地に足を運んで世の中の困りごとを見つけるのが楽しいからなのかもしれないなと思いました。

(終)

僕が注目している若手2人。

ここ1、2年くらい、僕がずっとチェックしている若手の方が2人いるので、少し紹介します。

「若手」といってもお二人とも僕より3つほど年が違うだけなのですが、僕は25歳くらいまでの方を「若手」として認識しているっぽい。

 

/

1人目は、『ボードゲームの人』という肩書きで活動している山本龍之介さん(@ruleartist)。

twitter:@ruleartist

山本さんは、ボードゲームでマーケティングの基本を学ぶ学習用ボードゲーム『マーケティングタウン』を扱っている株式会社NEXERAで、CBO(最高ボードゲーム責任者)という役職で活躍されています。

参考:Marketing Town(外部リンク)

 

また個人でも、オリジナルゲームの制作や、ゲームを制作するWSを主催されていて、「ボードゲーム」というジャンルに特化し精力的に活動されている方です。

 

実は今、山本さん(僕はドラゴンって呼んでる)が新しく作っているボードゲームの開発に少し関わらせてもらっていて、彼とはちょこちょこコミュニケーションを取る機会があるんだけど、話せば話すほど、

「コイツあっっっったまいいなあ!!!」

と思っています。

左のぼりさん(@borilog)は全く関係ないです。

 

/

2人目は、建築に特化したyoutubeチャンネルの運営をしているしばたまるさん(@yabaikagu)。

しばたまるさんは、敷居が高く閉鎖的な印象がある建築業界を外に開くべく(僕の解釈です)、youtubeチャンネルの運用やイベントの企画等を中心に活動されている方です。

 

youtubeチャンネルでは、建築の専門家をゲストに招き、学生や異業種の方にも伝わりやすいよう動画にまとめていたり、

主催されているイベント『MIXCOMPE』では、建築学生が企業にプロダクトデザインの提案をする機会をつくったりしている(採用者は実際に仕事に繋がる可能性もあるんだとか)。

参考:MIXCOMPE〜新しい実績の作り方〜

 

少し前に、建設系メディアの『建設の匠』でインタビューが掲載されて一気に名が知れてきたけど、youtubeを始める以前、彼がブログを中心に発信活動をしている時から、

「こ、の、人、めちゃくちゃセンスいいなあ!!!」

と思っていて、会ってみたらやっぱり普通にいい奴でした。

参考: 「巨匠になりたい」とうそぶく建築YouTuber“しばたまる”は、建築学生の生きる道を模索する骨太青年だった(外部リンク)

 

/

お二人ともとっても素敵な方なので、ぜひこの機会にチェックしてみて下さい。

山本龍之介さん:@ruleartist

しばたまるさん:@yabaikagu

終わりに

以上です。

今週は晴れ続きで、農家さんの仕事に休みがなかったため、今日のブログは2編構成としました。

 

次の木曜日には、所属している『waseisalon』の企画で、「#この1年の働くを振り返ろう」というテーマで1本ブログを公開するので、ぜひこちらも読んでみて頂けると嬉しいです。

参考:waseisalon(外部リンク)

また来てね!